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1923年から変わらないハクキンカイロ
もうすぐ100年になろうとしているのに
基本構造はほとんど変わらず、デザインもあまり変わっていないハクキンカイロ。
我が家にもハクキンカイロがあります。
寒がりの妻に買ったものです。
2022年1月6日。
東京は久々に雪が降りました。
このままだと積もりそうです。
寒いなあと思っていたら、目の前にハクキンカイロがあったので使ってみました。
こんな冬に災害が起こった時にも使えるなあと思いまして。
使ってみたら、使い捨てカイロと立ち位置が違うなと感じました。こっそり使ってみたら、使い捨てカイロと用途が違うカイロだった!
私はラーメンとカップラーメンって違う食べ物という認識なのですが、用途が違うイメージがありました。
しかしこれは暖かいです。。。
使い方は簡単
①蓋を外し、火口を外す
蓋は引っ張るだけです。
中の火口も引っ張れば外れます。
②赤いカップを差し込み、ベンジンを流し込みます
赤カップには線が引いてあるので、ベンジンをカップ半分なら6時間、上の線まで入れれば12時間、上の線まで2回入れれば24時間。
使う分量だけ入れて使用時間をコントロールできます。
③90度ひねるとベンジンが本体に入っていきます
しっかり測れるのはありがたいです。
入れ終わったら逆さまにして、入れすぎていないかチェックをします。
本体の中身は脱脂綿なので通常は垂れません。
④火口を戻し、一瞬だけ火口に火をあてて“きっかけ”を与えます
ライターなどで火を一瞬あてます。
火は炙るのではなく、きっかけを与える感じ。
炙ってしまうとプラチナ触媒の傷みが早くなってしまいます。
動画では数秒当ててますが、一瞬触れただけで発熱しはじめます。
⑤熱くなる前に袋に入れる
結構熱くなるので、ぼんやり暖かくなったらすぐに袋に入れてください。
使い捨てカイロの13倍といわれる熱量はダテじゃありません。
使い方動画はこちら
使った印象
使い捨てカイロの13倍の熱量はダテじゃない!
これは相当暖かいです。
使い捨てカイロの13倍の熱量はダテじゃない。
遠赤外線系の暖かさで、すっごくじんわりの温まり方をします。
コタツをMAXにした系の暖かさです。
これは使い捨てカイロの代わりどころではないなーと思いました。
圧倒的な暖かさなのに驚きました。
エコかはわからないですが、暖かさの次元が異なるので求める暖かさで選んだ方が良いです
ただ、暖かさの次元は違います。消耗品はベンジンとライター。
数年に一度交換する火口と本体内の脱脂綿があり、それほどコストはかかりません。
使い捨てカイロよりはコストがかからなものの、本体4000円オーバーです。
普段ベンジンを使う機会がない今日、一緒に買ったらスタートに5000円弱になってしまいます。
使い捨てカイロは1袋100円未満で売ってますし。
エコが霞む暖かさです。
冬季のキャンプや営業さんが外で働く時など外環境に身を置く方にオススメ。
使い捨てカイロでは物足りないという、求める暖かさで選んだ方が良いと思います。
妻はベンジンの臭いが気になるらしい
妻に買ったハクキンカイロですが、実は1回使って使わなくなってしまいました。
理由はベンジンの臭いなのだそうです。
あまり臭わないんじゃないかと思っていたのですが、自分で使ったらまあまあ臭います。。。
鼻が良ければ回りにいてもわかるかも。
ベンジンはいわゆるガソリンやオイル系のにおいがします。
私は気になりません。
息子も大丈夫でした。
が、女性は嫌かもしれませんね。
女性が使う、女性にプレゼントする際はご注意ください。
ハクキンカイロは屋外で力を発揮する次元が違う暖かさのカイロでした
使い捨てカイロのエコになった互換商品というコメントが多く見られたハクキンカイロ。
私には次元の異なる暖かさを生かした使い方があると感じました。
やや底冷えする板の間でこの記事を書いていますが、足の裏にハクキンカイロを置いて作業をしていたら体がホカホカしてきました(行儀が悪くてすみません)。
電車が止まって徒歩を余儀なくされた時に力を発揮してくれるカイロです。
いかがだったでしょうか?
みなさまの都市災害の防災グッズ選びの参考になれば幸いです!
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