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欲しかったコンパクトLEDランタンが揃ったので比較してみます
「ゴールゼロ ライトハウス マイクロ(とフラッシュ)(以下ゴールゼロ)」と「レッドレンザーml4(ウォーム)(以下レッドレンザー)」と「ロビーボンオーロラ A5x(以下ロビーボン)」の4本が揃いました。
それまでソーラーランタンを集めていたのですが、防災EDC(携帯できる防災セット)を作ろうと思った時、少々大きく、これは携帯機できないなと思っていた時にゴールゼロを知り手に入れようと思いました。
ところがゴールゼロは入手困難商品となっていて諦めかけた時にレッドレンザーを入手。
すっかりレッドレンザーの魅力に取り憑かれてしまい、ロビーボンも手に入れてしまいました。
その後ひょんな事からあっさりゴールゼロを入手して4本になりました。
恐らく主要なコンパクトランタンだと思うので比較してみようと思います。
防災グッズの大本命!ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ(Goal Zero Lighthouse Micro Flash)を入手しました!
早速比較してみます
この比較はあくまでも私の主観で、厳密な優劣をつけるものではありません。
そしてこのサイトの目的である「都市の防災」という基準で判断しています。
そして全ての同率にせず並べます。
そして「スペック」ではなく「体感」ではかります。
私にとってスペックはあくまでもスペックであり、単なる目安でしか考えていません。
例えば光量は素子よりもリフレクターの妙で決まったりするもの。
同じ明るさでも質で評価は変わるものです。
名称と略
- ゴールゼロフラ=ゴールゼロ ライトハウス マイクロ フラッシュ
- ゴールゼロ=ゴールゼロ ライトハウス マイクロ
- レッドレンザー=レッドレンザーml4 warm
- ロビーボン=ロビーボン オーロラ A5x
コンパクトさ
ゴールゼロフラ ★☆☆☆1
ゴールゼロ ★★☆☆2
レッドレンザー ★★★☆3
ロビーボン ★★★★4
もうこれはロビーボンの圧勝です。
その他はレッドレンザーの短く太いタイプかゴールゼロの細く長いのが良いかはお好みです。
ゴールゼロは全体的にはスリムなのですが、ハチ(発光部分)はデカいです。
EDC化しやすさ(マックスペディションに収めやすいか)
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★★☆☆2
レッドレンザー ★☆☆☆1
ロビーボン ★★★★4
これもロビーボンの圧勝。
マックスペディションの厚みに収めるとなるとレッドレンザーは不利ですが入ってしまうので問題ないか?
操作性(小学生低学年でも使いやすい)
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★★★★4
レッドレンザー ★★☆☆2
ロビーボン ★☆☆☆1
これは機能の量によってなのですが、ゴールゼロはワンプッシュで全操作可能。
ゴールゼロも基本はワンプッシュですが赤色灯に切り替える時に長押しを使います。
1回教えればすぐに使えます。
ロビーボンは長押し、2回押し、3回押しなど操作が複雑。
小学生には向かないように思います。
握りやすさ
ゴールゼロフラ ★★★★4
ゴールゼロ ★☆☆☆1
レッドレンザー ★★☆☆2
ロビーボン ★★★☆3
握って何するかと言えば懐中電灯かと思います。
かと言ってレッドレンザーのつまみ具合も良いのです。
光量
ゴールゼロフラ ★★☆☆2
ゴールゼロ ★☆☆☆1
レッドレンザー ★★★☆3
ロビーボン ★★★★4
ロビーボンが小型ながら光量は凄いです。
目が眩むほどです。
リフレクターで無理やり光量を上げているとも言えます。
面発光か
ゴールゼロフラ ★★☆☆2
ゴールゼロ ★★★☆3
レッドレンザー ★★★★4
ロビーボン ★☆☆☆1
圧倒的に面発光なのはレッドレンザー、圧倒的に点発光なのはロビーボン。
デザインがそのまま出てます。
光質
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★★☆☆2
レッドレンザー ★★★★4
ロビーボン ★☆☆☆1
レッドレンザーが圧倒的。
あたりを照らす能力はレッドレンザーがピカイチ。
懐中電灯モードの能力
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★☆☆☆1
レッドレンザー ★★☆☆2
ロビーボン ★★★★4
ロビーボンは圧倒的だが目が眩みます。
ゴールゼロは色がマイルドで暗闇ならこれで十分な性能。
他の2機種は懐中電灯モードが付いていませんが、照らす能力でレッドレンザーに軍配。
ランタンとしての能力
ゴールゼロフラ ★★☆☆2
ゴールゼロ ★★★☆3
レッドレンザー ★★★★4
ロビーボン ★☆☆☆1
レッドレンザーはどの強弱でも均一な明るさでモダンで圧倒的なあかりが良いですね。
ゴールゼロは少々レトロな味わいなのと弱モードにした時に片面発光になるのがマイナスにしました。
とはいえ雰囲気のある明かりと下向きに発光するのが良いです。
ロビーボンは明るいですが、片面&点発光。
光量を稼ぐ方向に振っているので明るいのが欲しいという人には良いと思います。
赤色灯
ゴールゼロフラ ★☆☆☆1
ゴールゼロ ★★☆☆2
レッドレンザー ★★★★4
ロビーボン ★★★☆3
レッドレンザーの赤色灯は美しい。
大きく均一に発光します。
有事でも落ち着きを促してくれるのではないかと思います。
点滅モードもあります。
ロビーボンは点発光で雑さがあるものの、それが非常事態を表現しているようにも感じます。
有事なんだから光れば良いという場合はロビーボンも良いですよ。
蓄光(暗闇で見つけやすいか)
ゴールゼロフラ ★☆☆☆1
ゴールゼロ ★★☆☆2
レッドレンザー ★★★☆3
ロビーボン ★★★★4
ロビーボンは全身を使って表現します。
レッドレンザーも全身を使いますが、やや弱め。
ゴールゼロは蓄光機能がありません。
充電しやすさ
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★★★★4
レッドレンザー ★★☆☆2
ロビーボン ★☆☆☆1
ゴールゼロはコードレスというのが斬新。
レッドレンザーはマグネットでカチッとハマるので確実性があります。
ロビーボンがキャップを外すのが少々面倒。
他の2つに比べての話ですが。
使用時間
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★★★★4
レッドレンザー ★★☆☆2
ロビーボン ★☆☆☆1
これは電池容量に比例してしまいます。
ゴールゼロの2600mAhという圧倒的な容量は一晩持たせてくれます。
レッドレンザーは弱モードにすれば一晩持ちます。
ロビーボンは弱でも3時間。
非常時に使うイメージ。
懐中電灯目的のような気がします。
充電中に発光できるか
ゴールゼロフラ ★★★★4
ゴールゼロ ★★★☆3
レッドレンザー ★☆☆☆1
ロビーボン ★★☆☆2
レッドレンザーだけ充電中に発光できませんが唯一電池交換ができます。
ゴールゼロはモバイルバッテリーに差し込みながら発光させるのが得意だなと感じます。
ロビーボンも充電しながら発光することが可能ですが、明かりが落ち着きがないのと頻繁充電というのがネック。
充電回数が少ない方が良いのですから。
耐久性
ゴールゼロフラ ★☆☆☆1
ゴールゼロ ★★☆☆2
レッドレンザー ★★★★4
ロビーボン ★★★☆3
これは触った感覚ですがレッドレンザーが一番耐久性が高いのではないかと思います。
理由は端子がむき出しにならないのと建て付けの良さです。
壊れる要素が見つからない。
バッテリーもコードとはいえマグネットというのは安心。
ロビーボンは意外と作りがゴツい。
浸水が気になりますが、ゴールゼロのように端子がむき出しではないということから。
スペック的にはゴールゼロIP66=レッドレンザーIP66>ロビーボンIP65です。
ゴールゼロはデザインは良いのですが、作りが荒く、建て付けが少々甘い感じがします。
値段相応と言えばそんな感じです。
レッドレンザーが良すぎると言えば良いでしょうか。
引っかけやすさ(カラビナ具合)
ゴールゼロフラ ★★☆☆2
ゴールゼロ ★★★☆3
レッドレンザー ★★★★4
ロビーボン ★☆☆☆1
カラビナを使えというレッドレンザー、キーホルダーとして優秀なロビーボンという感じです。
ただ、引っ掛けた時に下を照らしてくれるのがゴールゼロです。
取得コスト
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★★★★4
レッドレンザー ★★☆☆2
ロビーボン ★☆☆☆1
単純に3080円という脅威の価格のゴールゼロ。
企業努力を感じます。
この性能がこの価格で手に入る。
それまでのランタンの勢力図を書き換えてしまった功績は計り知れないものがあります。
今までガスランタンやオイルランタンが良いと思っていた人も一気に傾いてしまう作りと性能とコスト。
集計!
総合
ゴールゼロフラ ★★☆☆41
ゴールゼロ ★★★☆43
レッドレンザー ★★★★47
ロビーボン ★☆☆☆39
という合計になりました。
私は小学生がいる親で、仕事上車が必要ない都市に住み、来るであろう災害に備えるというのをベースにしているので、機能、シンプルさ、壊れなさを優先しています。
集計してみて自分では納得のいく結果になりました。
ここで注目なのは僅差ということ。
本当にごく僅かなのです。
デザインや持ち、コンパクト、コスト、ネームバリュー、好きな人が使っているなど優先するコトって人それぞれ。
是非、他の人の評価も見て判断してください。
私の主観、予想、補正はこんな感じでした
ゴールゼロフラ ★★★☆3
ゴールゼロ ★★☆☆2
レッドレンザー ★★★★4
ロビーボン ★☆☆☆1
すみませんレッドレンザーが好きですねえ。
ドイツ、美しいデザイン、作り、機能、光質とても良いです。
アラがない。
ゴールゼロも性能だけならとても良いのですが、レッドレンザーを買った後に手に入れた人間の目には荒さがあります。
この中では設計が一番古いというのもありますが。
単純な機能とコストならNo.1です。
でもレッドレンザーも使って欲しいなーと思います。
ロビーボンも高性能。
ただ、操作性や性能など色々と忙しいモデルです。
とにかくコンパクトなのが良いという人にはこれしかないというだけの価値があります。
という感じでした。
基本、災害時には懐中電灯は不要と考えています。
というのは一部が明るすぎると他が暗くなるからです。
目は明るさに対して調整する生き物です。
危険物が落ちているのを確認するためにも懐中電灯よりランタンが良いなと感じているのです。
よく懐中電灯で左右に振るじゃないですか。
要は周りを照らしたいのです。
ならばランタンなら最初から周りを照らしてくれるという理由です。
これはあかりのないキャンプ場でトイレに行くときに、ランタンを持っていったら凄く安心できて良かったという経験から来ています。
一点が明るくなって他が暗くなってしまうより、明るさはそれなりで全体が明るい方が良い。
影に光を与えたいという考えでした。
何を優先するかで数値なんていくでも変わります
これはあくまでも私の主観。
どれも良いランタンですが私は主観も合計点数もレッドレンザーml4になりました。
何を優先するのかは人それぞれ。
みなさんの防災グッズ選びの参考になれば幸いです。
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