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江戸時代には存在していた日本のアウトドアグッズ
野燗炉(のかんろ)、燗銅壺(かんどうこ)と読みます
他にも呼び方はあるようです(以後、野燗炉でまとめます)。
元々はお花見や紅葉を見るときに熱燗を飲んだり酒のつまみを炙ったりしたそうです。
近年は電気化されていて絶滅しかかっていたところを復活させたらしい。
ソロキャンパーにも人気が出てきてるそうで、飲みが多い人には欲しい人も多いのではないでしょうか。
小食の2〜3人で油分が少ないメニューならグリルとしても使えそうです。
恐らく子供も喜びます。
子供はデカいグリルよりも七輪を好む傾向がありますので。
ロマンが溢れてる
熱燗を飲まないおじさんでもロマンを感じるグッズ。
個人的にはお茶を温めておきたいなあと感じました。
湯煎でチーズフォンデュやチョコフォンデュなんても良いかも。
お湯は80℃以上出るそうなので、ゆで卵も作れたりして。
火床の上ではお餅焼きたいですね。
ということはお雑煮も食べられるのか。。。
考えるのが楽しくなってきます。
使い方は簡単
- 本体の中と湯煎部分に水を入れ
- 火床に炭を入れ
- 着火
- 湯煎部分に温めたいものを入れ
- 火床の上で炙る
野燗炉
JIPANG WORKS 野燗炉
完成度が高いように思います。
道楽度高い!
動画も沢山出されててイメージが膨らみます。
燗銅壺 和田厨房道具
床が上がってる、湯煎部分が広いというのがポイント。
ユニフレーム(UNIFLAME) ユニセラ熱燗あぶり台
ユニセラTGに組み合わせて使います。
おでんを温める器具に似てますね。
恐らくTG-Ⅲに合うと思いますが、必ず合う種類を確認してから購入してください。
合わなかったというクレームはナシです。
ユニセラTG-Ⅲと組み合わせて使います(合うかは各自確認してから)
笑’s・B-6君専用 ステンレスメッシュ カン(燗)グリル
言わずと知れたベストセラーのB-6君。
ヒロシさんでお馴染みです。
オプションであるのですね。
確かにコンパクト&ソロキャンプの申し子みたいなモデルですから、野燗炉とも相性が良いに決まってます。
笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君(合うかは各自確認してから)
ちょっと脱線気味ですが、こういうモデルもあります
八木厨房製作所 酒燗器
キャンドルで使う熱燗器。
こちらは湯温が50℃位までしか上がらないそうなので、温めの湯煎が欲しい人には良いと思います。
PLUS MANIA Hi+bachi
七輪+囲炉裏+火鉢+火消壺が一緒になったモデル。
七輪のように持ち出せて、囲炉裏や火鉢のような五徳があって使い終わったらフタを閉めて消化できる優れもの。
野燗炉を災害時に使用できないか
道楽溢れる野燗炉ですが、災害時にも使えると思うのです
ソロキャンプ、ミニマムキャンプ向きの野燗炉ですが、防災グッズとしても優秀なんじゃないかと思えてきました。
東京の防災グッズはミニマムが良いと考えています。
そう考えると、野燗炉はコンパクトで機能的なグッズにも見えるし、少ない炭で使えるのも良いですね。
簡単な煮炊きもできるし、何より少量とはいえお湯を作れて、常備できるのは魅力的。
お湯を欲しがる人は多いと思います。
湯煎部分でレトルトパックを温める
災害時に温めるなんてどうなの?とも思いますが、できるなら衛生的にも加熱した方が良いですよね。
湯煎部分に入るのならレトルトパックを温めるのも良いですし、120℃まで耐えられるアイラップに入れて湯煎すればレトルトじゃなくても温められます。
赤ちゃんの体拭きをちょっと温めても良いのではないかと思います。
(拭いたペーパーを入れるのはなしですよ)
自己責任ですが。
炙り部分では缶詰を温めても良いですね
炙り部分では缶詰を温められますね。
入るなら湯煎に入れても良いです。
「温かい」は体を温めるだけでなく、「癒し」も期待できます
温かいというのはそれだけで心と体を癒してくれるもの。
手軽さはガスバーナーになりますが、殺伐としていて不安な災害時の癒しグッズとしても良いかもしれません。
野燗炉は防災に使えるかもしれないグッズ
道楽溢れる野燗炉。
キャンプの延長にある防災グッズとして見ると魅力的に感じます。
基本性能をコンパクトにまとめた機能性はきっと災害時に使えるのではないでしょうか。
本来はアウトドアグッズなのですから防災にちょうど良い訳ではありません。
あくまでもキャンプで使うのが目的で、災害時にも使えたらという意識で手に入れてはいかがでしょうか。
みなさまの防災グッズ選びの参考になれば幸いです。
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