「SOTO ひのと」はコンパクトで横風に強いランタンだった!防災・お花見・キャンプにオススメ!



Contents

ルミエールやノークターンと同じタイプかと思っていたら少々違うらしい「ソト(SOTO) Hinoto(ひのと) SOD-251

最初に

私はコールマン・ルミエールとスノーピーク・ノクターンは所有していませんが、「SOTO・ひのと」だけ所有しています(2022年3月現在)。
なので「ひのと」以外は憶測が入ります。
ご理解ください。

LEDランタンは気に入っているけれど、炎がゆらゆらしないのは寂しい。
先日、吉祥寺に行った時にプラスユーで見つけた「SOTOひのと」。
思ったよりも小さい箱でまあまあ軽い。
そしてCB缶が使えるというのが決めてになりました。

防災グッズ探しに吉祥寺に行ってきました!(前編)

CB缶が使える「ひのと」。ルミエールとノクターンはOD缶専用

東京で使う災害セットでガスランタンを組むなら「ルミエール」でもなく「ノクターン」でもなく「ひのと」でした。

  • CD缶が使える:OD缶はコンビニでは入手できないから
  • コンパクト:カバンに入れて持ち出せる
  • 軽量:移動にはもってこい

というのが理由です。

「SOTO ひのと」の特徴と言えば、

  • CB缶はもちろん、ガスライターやOD缶も使える
  • マントルが不要
  • 火力調整がリング1つだけ
  • 風に強い

あたりでしょう。
特に風が強いというのは、すきま風の多い東京では魅力的です。

充填式専用タンクにはこんな感じでCB缶から充填します(ライターガス缶も同じ)、OD缶にはひのとと直接繋げます

付属品は4点

  • 本体
  • 充填式専用タンク
  • 運搬用リング
  • ホヤカバー

非常にシンプルですね。
欲を言えば別売りでも良いのでランタンケースが欲しかったです。

箱はこんな感じ

中もシンプル

CB缶と比較。このCB缶のガスでも十分使えます。

使い方はとってもシンプル

リングをいっぱいに回し、着火した後に火を落ち着かせます。
標準のガスタンクはそれまで火力がないのか全開のままでOKです。
ライターガスやOD缶を使った時は大きくなると思うので少しリングを絞る感じになると思います。

う〜ん、いい感じ!

暗いというレビューを見ましたが、キャンプ場や災害時にはちょうど良い明るさじゃないかと思います。
何より艶やかな光が良いです。
これはずっと見ていられます。

「ひのと」が横風に強い理由は上から着火するから

火入れしてみました

横風に強くてビックリ!

この日はまあまあ風が吹く中で灯してみました。
ルミエールとノクターンはホヤとガス缶の間、つまり火元に着火口があるのですが、「ひのと」は上から着火します。
これが「ひのと」が横風に強い理由です。

ルミエールとノクターンはホヤとガス缶の間に着火口があるのですが、ここから横風が入り消えてしまうのだそうです。
横風すきま風が強い東京では屋外で使うのは難しいのかもしれません。

その点でひのとは下に着火口がなく上から着火する構造のため火が消えにくい。
上から突風が来れば消えると思いますが、そんな状況って中々ないと思うのです。

ガスの調整が1箇所というのも良いですね

ルミエールやノクターンとの構造の違いは着火口ともう1つ、ガスの調整が1箇所というのも良いです。
ルミエールやノクターンがメインと微調整のツマミがあるのですが、ひのとは1つだけ。
使用する上でミス少なくなりますし、構造上シンプルなのは壊れにくいもの。
これでも安心感に繋がるのではないでしょうか?

デメリットもあります

別売りでもいいのでケースが欲しかった!

当然デメリットもあります

  • 専用タンクは1時間程度しか持たない
  • 傾けると煤が出て、ホヤが黒ずみます
  • CB缶は直接繋げない

こんな感じでしょうか?

とは言えコンパクトにするためには仕方ないとも言えるでしょう。
CB缶繋げたら中々厳しいビジュアルでしょうから。

マックスペディションにランタンケース化!「ひのと」を入れてみました!

マックスペディションFatty Pocket Organizerをランタンケースにしてみました!

東京の災害とガスランタン

コールマンのルミネールランタンはいいなと思っていたけれど泣く泣く断念していました

このサイトのテーマである「東京の災害に備える」というテーマがあったためCB缶で揃えたかったという理由で、今ではないという判断をしていました。
東京であれば氷点下になる確率が低いので、コンビニやスーパーなどで手に入るCB缶の方が調達しやすいですし、ほとんどのご家庭にあると思います。
OD缶まで揃えるのは現実的ではないのでCD缶がいいなという判断です。

個人的にはフュアーハンドランタンやマイナーズランタンなどのオイルランタンも欲しいです。
でも今は災害に備えたい。
もう少し防災グッズが固まったらと購入しようと思っていますが、予算には限りがありますし、その予算も防災グッズのお試しロスもありますので。

東京の防災は人口が最も多い地域なのに東京用がないという特殊な事情があります。
人口は多いとは言えメーカーが潤うだけの数は売れないということもあるのでしょう。

世界的に見ても地震や火災・倒壊が中心であろう東京の災害は特殊だと思います。
これだけぎゅうぎゅうな土地という点を見ても他の土地ではあまり需要がないのかも。
山岳グッズやソロキャンプグッズをアレンジするだけで良さそうな防災グッズになりそうなものもありそうなのでメーカーにはお願いしたいところです。

なにはともあれ、「SOTOひのと」はキャンプでも使えるので、楽しさも感じつつ備えることができました。

「SOTOひのと」は災害やキャンプ、お花見にも使えるガス缶を選ばないマルチすぎるランタンだった!

想像の斜め上をいく「ひのと」。
名前だけでは判断できないランタンでした。

このサイトでは防災グッズとして紹介していますが、キャンプのテーブルランプやソロキャンプ、お花見などでも使えるコンパクトで風に強いというマルチな性能のランタンでした。
このサイトではCB缶をオススメしていますが、OD缶に繋げば一晩灯すこともできますし倒れにくくなリます。

なかなか手に入らないようですが探せばあります。
何より美しい光が手に入ります。
是非入手してその高性能っぷりを体感して欲しいです。

(Visited 1 times, 1 visits today)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。