東京23区在住者はどこで防災グッズを手に入れたら良いのか?



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東京23区在住者にオススメしたい「逃げるに特化」した軽量・コンパクトグッズ

自分は大丈夫でも

上下階やお向かいさんの状況まで影響する東京23区。
停電ならまだラッキーで、真横真下で火災、地震でエレベーター停止・看板落下なんて防げません。

先日実家に帰ったら大容量タイプのポータブルバッテリーがありました。
父が仕事している関係で必要だから購入したのですが、今までガソリン発電機だったんですよね。
時代は変わる・・・と感じました。

実家は家が倒壊しても車もハイブリッドですから、車から電源供給すれば電気製品も使えます。
これがその場所の正解の1つなのです。

それを見た時に「いいなあ、欲しいなあ」と思いましたが、東京にこれはデカいなあ、重いなあ、これもって逃げられないなあと思ったのでした。
やはり東京は「逃げるに特化」した軽量・コンパクトなグッズが合っているなと感じました。

防災グッズをどこで購入するか、しておくか問題

東京の場合、2つのカテゴリに分かれると思います。

  1. 災害時に手に入るもの、早めに動けば入手できそうなもの
  2. 前もってもっておくもの、今すぐには手に入らないもの

災害の度合いにもよりますが、近くに夜も営業しているコンビニや販売機が多い東京23区はこの点は良いと思います。
ただ、人が多いので災害時には早い者勝ち。
結構早いものがちなんですよね。

殺到すると怪我をする心配もありますので、子供なんて連れていけません。
また停電したら決済端末が使えなくなり、ものがあっても購入できないということも発生しそうです。
やはり最低限のものは備えて置いたほうが良さそうです。

そしてホームセンターがないのは案外ダメージが大きいと感じます。
ベーシックな商品が安く販売されているので、ある程度揃えられますし、一気に揃えることができます。

東京在住者にオススメの防災セット15選(2022年3月現在)

思いつくのは、アマゾン、ドラッグストア、東急ハンズ、家電量販店などになると思うのですが、、、

東京にはホームセンターがほとんどないのです

これまで東京23区に合う防災グッズは何かと考え紹介してきましたが、それをどこで購入するか?という問題があります。
東急ハンズ、家電量販店、ドラッグストア・・・なければアマゾン。
ホームセンターがあれば大半は解決してくれるのですが。

コーナン王子堀船店は全体を見るとお宝防災グッズがゴロゴロあります!

沖縄、北海道、そして東京の防災グッズは同じで良いのだろうか

防災セットで売られている商品は決して悪いわけではありませんが、個人的には全国の平均を揃えたセットという認識です。
沖縄と北海道、そして東京で同じものが売られているわけです。

何度も書きますが、決して悪いものではありません。
ただ、縦に長く気候が大きく異なる日本において、冬でも長袖シャツの沖縄と1年の半分が雪の北海道と、上下左右に人がひしめき合ってる東京で同じ装備で良いのだとしたら不安を覚えます。

半分はマストかもしれないけど、半分は不要という可能性もあるわけです。
だからこそ、

  • 既成の防災セット+その土地で必要なもの
  • 1から組む

という事だと思うのです。

マックスペディションMini Pocket Organizerで防災EDCを作ってみたらバランスが良くなりました!

例えば東京は、

  • 光が差し込む感じなので光と影が出来やすい→懐中電灯よりもランタン
  • 隙間風や室外機が多く、案外寒い→サバイバルシート
  • 避難所や公園で座ることになる可能性が多い→アウトドアマット
  • 停電ならポータブルバッテリーが良いが、壁一枚で人が住んでいるため火災・地震があったらすぐ避難→持ち出すことを考えたらポータブルバッテリーよりもモバイルバッテリー

なんて考えています。
私の故郷は関東ですが、故郷なら違う選択をします。

防災グッズの大本命!ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュをレビュー

一度は見ておいて欲しい山岳系アウトドアショップ「石井スポーツ」「モンベル」+ホームセンター遠征

これまで色々なショップを見ていく中で防災グッズになりうるグッズを取り扱いショップについて大体の検討がついてきました。
それが石井スポーツやモンベルのような山岳系アウトドアショップです。

アウトドアショップ、キャンプグッズを取り扱うお店には

  • キャンプ・バーベキューグッズ店:アルペン、エルブレス、スノーピークショップ、コールマンショップなど
  • 山岳系グッズ店:石井スポーツ、モンベルなど
  • 無骨なキャンプスタイル用品店:UPI、A&Fなど
  • 店舗でスタイルがかなり変化するショップまたは幅広いラインナップを誇るショップ:ワイルドワン、スポーツオーソリティなど

という幾つかの系統に分かれます。
勿論、地域性や店舗により取り扱い商品が異なる、ファミリーグッズとソログッズの比率が異なる、というのはあります。

山岳系ショップの軽量+コンパクト+機能的+救急グッズが東京の防災に活用できる

うまく分けらませんでしたが、アウトドアショップの分布です。モンベルは機能的なものが多く、ファミリー・ソロ問いませんが、WILD-1はお台場店はファミリー&豪華、南大沢店は機能的でややソロと店舗によって大きく異なりました。あくまでも表は一例なので皆様の目で確かめてください。

キャンプ・バーベキュー用品店はファミリーやグループ向けの大きく・しっかり・オシャレなグッズが多く、無骨系のお店は少々思いけど、しっかりしていたり、メンテナンスまでを楽しむグッズが多いように感じます。

そして山岳系は登山などで使うグッズですから、基本バックパックで登るので軽量・コンパクトに加えて機能的であるという点があります。
加えて、ハイキングやトレッキングなどのインストラクターや添乗員さんが使うような救急グッズを取り扱っています。
この救急グッズが東京の防災グッズにはちょうど良いと考えています。

山岳系ショップのグッズはホームセンターやドラッグストアには売っていません。
キャンプバーベキュー用品店にも売っていない場合があります。

代表格は、小型のLEDランタン、サバイバルシート、アウトドアマット、ポイズンリムーバーあたりです。
キャンプ・バーベキュー用品店にはアウトドアマットをほぼ取り扱わないショップもあります。

防災グッズ探しに吉祥寺に行ってきました!(後編)

ポイズンリムーバーはドラッグストア、ホームセンターでは取り扱いがありません

年々増えている蜂被害。
東京は意外なところに蜂の巣を作るので、なかなか気づきません。
刺されてから用意するのは遅いだけに、結構必要だと思っているのですが、ホームセンターにも売っていません。
山岳系ショップに売られているんですよね。

山岳系ショップになければアマゾンなどの通販サイトになります。
急に必要になっても使えない筆頭なので是非手に入れたいところです。

山岳系ショップと言ってもイメージ的にはスポーツ用品店や東急ハンズと同じ雰囲気

新宿駅なら石井スポーツとモンベルがあります

登山となるとハードなイメージですが、ハイキングやトレッキングが中心。
一度仕事や会社帰りにでも立ち寄って見ておくのをオススメします。
特に石井スポーツは新宿駅直結なので便利です。

救急用品なので、メインの場所にはありませんが、コンパクトで機能的な商品が東京在住者を救ってくれると思います。
備えて行きましょう!

新宿駅周辺には防災にも使えるアウトドアグッズ用品店がたくさんあって楽しい

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。