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元祖オイルランタンのフュアーハンド
以前から決めていたフュアーハンドランタンを購入しました!
フュアーハンド ベイビースペシャル276(FEUERHAND BABY SPECIAL 276 ETERNITY)を購入しました。
カラーはスタンダードなジンク(亜鉛カラーという意味)です。
アルペンアウトドアーズ新宿のオープンの時に大量にあったので、数日後に購入しようと行ったら欠品。
あの量のランタンがなくなるとは恐るべし!
ガッカリしながら石井スポーツに寄ったら入口にドーンと置いてあったので、貯まっていたヨドバシポイントでいただきました。
石井スポーツで販売するとは思っていなかったのですが、近くにアルペンアウトドアーズが出来たということも関係しているのかななんて思ったりして。
その後、自宅で開封したら芯が短かったり、ランタンケースがなかったので、再びアルペンアウトドアーズに行き、芯とケースを溜まっていたアルペンポイントでいただきました。
と言うことで、ランタン本体+ケース+芯+パラフィンオイルの全てポイントでいただきました。
フュアーハンドランタンは5000円〜6000円程度という価格が良心的ですよね。
カラーは倍額らしいです。。。
防災について考える日々を送っていると、ランタンに遭遇する確率はとても高く、どうしても見てしまいます。
やっぱり欲しくなってしまいます。
購入できるのは手頃な価格というのもありがたいです。
フュアーハンドランタン
1902年創業のハーマン・ニヤー社の商品がフュアーハンドランタンだったそうです。
現在はその商品名がブランド名になっていて、ペトロマックス傘下に入っているということらしいです。
120年以上も前から存在し、なおかつ基本デザインが全く変わっていないというから驚きです。
以前は複数のモデルがあったそうですが、現在はベイビースペシャル276の1モデルのみとなっています。
以前、たまたま立ち寄ったトレファクスポーツで見たことがない大きさのフュアーハンドランタンを見かけたことがありましたが、現行品として見たかったです。
新品にこだわるわけではありませんが、子供と使うので趣味性が高いモデルは厳しいのです。
雰囲気を楽しむランタンなので私には十分です。
元祖ハリケーンランタン
ハリケーンの中でも使えるランタンという意味から付けられたハリケーンランタン。
強風でも安定した炎が得られるというのは魅力に感じます。
今回はあくまでもキャンプに使いたくて入手しましたが、東京のすきま風はなかなかのもの。
屋外使用時にも使えるかな?なんて思っています。
今日は世界のあちこちで作られているハリケーンランタン。
形も似ていますが、オリジナルはフュアーハンドランタンです。
ドイツ+元祖+歴史
フュアーハンドはドイツのブランドなのですが、個人的にドイツが好きです。
初めて買った髭剃りがドイツ、乗っていた車もドイツ、大好きなバウムクーヘンもドイツ。
ドイツピザのフラムクーヘンも好きですし、ハンバーグも好き。
ドイツに初めて行った時はどこか故郷に帰ってきたと言う感覚がありました。
この感じ知ってる、懐かしいという感じなのです。
なんだかんだでドイツという部分に集約されてしまうのですが、気づけばドイツを選んでた過去。
アメリカのデイツや日本でもキャプテンスタッグなど世界で作られ売られているハリケーンランタンですが、いつかはフュアーハンドを買ってしまうのだろうと感じていました。
ならば最初からフュアーハンドにしておこうという感じです。
ポンピング不要+ロウソクに火を灯すような簡単な操作性が良い
ブランクがありますが、20年以上前にキャンプをしていた頃はコールマンのホワイトガソリンランタンを使っていました。
マントルを空焼きして、ホワイトガソリンを入れて、ポンピングして。。。
その操作がカッコ良かったのです。
明るくて良いランタンだったなーと記憶しておきますが、メンテナンスが大変で。
今なら家族もいますし、小学生もいるので簡単なものを選びたい。
そうするとオイルランタンが気になってきます。
暗いと言われるオイルランタンですが、どちらにしても1つでサイト全体を照らすのは難しい。
ベースはLEDに任せて、近くにオイルランタンで良いのではないかと思います。
そしてポンピングがなく、ロウソクに火を灯すような簡単着火、横風に強いというのも良いですよね。
燃料も灯油が使えるので比較的入手が簡単。
私は臭いと煤が出にくいパラフィンオイル(ロウソクのロウの成分を使ったオイル)を一緒に購入しましたので暫くパラフィンオイルを使ってみようと思います。
いてもたってもいられず開封
シンプルな箱を開けると可愛い紙袋に入ったランタンが出てきました。
当時はこういう感じで売られていたのでしょう。
袋から取り出したランタンは亜鉛メッキのジンクという一番スタンダードなモデルです。
シンプルが良いですね。
他にも色々な色があるので他とは違う色が良いなんて人は選べます。
ランタンが出てきました。
高級感は感じませんが、味わい深いです。
今ならやらない刻印があったり、個体差だと思いますが、塗装のハゲ(ムラ?)があります。
どうせすぐに使うので気にしません。
ランタンの底には正規代理店のスター商事のシールが貼られていました。
ずっと見ていたくなる不思議なランタンです。
火をつけてみます
事前準備
- 手のひらでキャリングハンドルを押さえ、人差し指か中指でトップリングを握りながら上に引っ張るとインナチムニー(煙突)が持ち上がります
- ホヤガラスが倒せるようになります(基本的にはホヤガラスはガラスサポートで支えられていますが、ホヤガラスを落とさないように注意)
- 火力調整ハンドルを手前に引くとバーナーが外れます
- 火力調整ハンドルを回すと芯が上がったり下がったりします。芯がオイルに浸かる長さがあるか確認し必要なら交換します。
- 芯の長さが十分であれば芯を少し出して先を丸くカットします(しなくても良いけれど炎の形が綺麗になります)
- バーナーを戻し、インナーチムニーを持ち上げホヤを戻します
- 注油口キャップを開け燃料を入れます。どれ位入ったか見えにくいので溢れないよう注意。満タン300mlで20時間燃焼なので一泊なら1/3〜半分位(100ml〜150ml程度)で良いのではないでしょうか。残さず使い切る量を入れるのがコツ。
- 10〜15分放置し燃料を十分に芯に染み込ませます。これが甘いと芯ばかり燃えます。
点火
- シリンダーを下げるとホヤが上がります
- 火力調整ハンドルで芯を5mm〜10mm程度出します
- 芯に着火します。チャッカマンやマッチなど長い着火装置が良いと思います
- シリンダーを上げホヤを下げます
- 火力調整ハンドルで炎の高さを2cm程度に調整します。芯を出しすぎると煤が出て、下げすぎると暗く消えてしまいます。大体で大丈夫です
消火(2つの方法)
- 火力調整ハンドルで芯を下げて消火します。下げすぎると芯がタンクに落ちて悲惨なことに。とっても取り出しにくいそうです。芯をもう一度上げてちゃんと消火しているか確認してください。
- シリンダーを下げホヤをあげ息を吹きかけて消火します。芯は下げません。
私はこちらの方法が良いと思いました。
注意!
- 点火中に移動するときはキャリングハンドルを持ってください。チャンバー、インナーチムニー、トップリングは高温になっています
- 燃料が入ったまま横にすると燃料がこぼれます(バーナー付近から溢れます)
- フュアーハンドランタンのシリンダーの動きは硬いので両手で取り扱ってください
メンテナンスは簡単です
- ホヤの内側が汚れるのでたまに拭きます
- 芯の交換
ずっと見ていられる炎とシンプルな操作性が良いフュアーハンドランタン
オイルランタンを実際に使ってみましたが独特の世界がありますね。
安定しているけど、ゆらゆらする炎。
焚き火を見ているような心地良い気分になります。
日中でこの雰囲気なので、夜になったらもっと良くなりますね。
- ずっと見ていられる炎
- シンプルな操作性
- そしてリーズナブルな価格とランニングコスト
- 災害時にも使える基本性能と耐風性
これだけ魅力があるからこそ人気があるのだと思いました。
理解していたつもりでしたが、実際に手に入れたらなんとも言えない魅力を感じたフュアーハンドランタン。
このサイトではややロマン枠ですが、災害状況によっては十分使えるランタン。
大切に使っていこうと思います。
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