レザーマンから考える防災グッズやキャンプグッズの選び方



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ウイングマン(WINGMAN)とスタイルPS(Style PS)を購入して感じるレザーマンの質=ブランド

やはり

ウイングマンとスタイルPS。間違いなくどちらもレザーマン。

スタイルPSを入手してからレザーマン(LEATHERMAN)にハマり、ウイングマンも入手してしまいました。
石井スポーツでヨドバシポイントでもらったとはいえ、スタイルPSを入手してからというもの予感がしていました。
ウイングマンもとても良く、自宅で頻繁に出動しています。

ここで感じるのが、レザーマンの質感です。
しっとり滑らかでカチッとしていてパチンとわかりやすい音がして道具がセットされる、一言でいうと「上質」。
工具で言えば初めてスナップオンというブランドの工具を触った時のような感じがあります。

私が触ったレザーマンは全てレザーマンの質感がありました。
選ぶのは欲しい工具が備わっているか、大きさなどになるのでしょう。

海外ブランドに感じるブランドの違い=保証

これは海外ブランドならではの考え方というか海外ブランドの考え方ですね。

メルセデスジャパンより。 昔は小ベンツなんて言われてましたが、小なだけで乗ってみればしっかりベンツ。走る・曲がる・止まるの究極を保証してくれるメルセデスベンツ。

メルセデスベンツなら大型のモデルでも小型のモデルでも、扉を閉めた音の質は同じですし、ハンドルを切った質感や曲がタイヤやシートは基本的に同じです。
ただ、大きいか小さいか、高いや安いか。
質は同じなんです。

フェラーリならフェラーリ、ポルシェならポルシェ、フォルクスワーゲンならフォルクスワーゲンの質があります。
単に大きいか小さいか。
質=ブランドという考え方です。

ソロストーブHPより。ユーコンでもライトでもソロストーブなんですよねえ。

ソロストーブもそうですね。
あくまでも大きさで選ぶという発想。
上位グレード、下位グレードという発想はありません。

これはブランド=保証。
コンセプトがしっかり認識されている証拠なのでしょう。

国内ブランドで感じる、安い=下位グレード、高い=上位グレード

トヨタHPより。4番目に売れてるヤリスクロス。エントリーモデルと上級グレードだと安全部品のメーターが変わってきます。これはトヨタを避難している訳じゃなく、トヨタと言っても色々ですよという意味です。キャンプ道具と言っても色々あるようにフルラインナップ傾向がある国内ブランド特有の特徴とも言えます。

現代にフルラインナップができる巨人、トヨタだとどうでしょう。
大型モデル・高級グレード=高級な内装、高級タイヤ・シート・ハンドル
小型モデル・エントリーモデル=簡素な内装、エントリーグレードタイヤ・シート・ハンドル
というイメージがありませんか?
グレードによってタイヤ・シート・ハンドルなどの安全部品まで変わってしまうという印象があります。
このシートやタイヤが欲しいからグレード上げようかな?なんて経験ありませんか?

そういう意味では海外ブランドはグレードって発想はないかもしれませんね。
グレードはブランドで決まってるという感じでボディーサイズやエンジンを選ぶだけです。

海外ブランドと国内ブランドでは選び方が異なります

ブランド名で測れない国内ブランド

この話は国内ブランドが悪いということではなく、海外と国内ブランドではブランドで考え方が違うので選び方が違います。
具体的に言えば海外ブランドはブランド=保証であることに対して、国内ブランド=グレードが商品ごとに異なるということですね。

国内ブランドはメーカー毎に質感が統一されているとは限らないので、実は名前で選ばない方が質感が揃うことがあります。
名前で買って失敗したことありませんか?
騙されたー!みたいな。
フルラインナップな国内メーカーなので、エントリーから上級グレードまで揃えなきゃいけないからこういう現象が起こるわけです。
決して騙されたのではなくブランドの考え方を理解できてなかったということです。

人で例えるなら

  • 国内ブランド:人を集めました
    男女、大人子供、人種、趣味あらゆる人が揃ってます!
    人を雇ったら男性だった。女性が良かったのに!
  • 海外ブランド:バウムクーヘンマイスターを集めました
    ドイツで認められたバウムクーヘン職人(マイスター)を揃えました。
    ピザ職人を探していたので今回はパス!

みたいな考え方ですね。
海外ブランドの方が明確に探している人には優しいです。
対話しながら探したい人なら国内ブランドが良いのかもしれませんね。

買ったらドイツ製だった

私個人の話で申し訳ないのですが、気にせず買ったらドイツブランドだったということが多々あります。
以前なら車、歯ブラシ、髭剃り、ランタン、ウッドストーブ、買った結果ドイツブランドだったというのがあります。
最近ではドイツブランドなら合うだろうという判断をする機会も出てきました。

ペトロマックスアタゴ。炭火でも焚き火でもなんでもできます。

ドイツブランドは言ってしまえば機能美で、その結果のデザインみたいな感じなのです。
触ると安っぽさを感じることもありますが、使い勝手だったり、大枠のデザインが良かったりします。

日本には「魂は細部に宿る」という言葉がありますが、ドイツ製品は「俯瞰したディティールにこだわる」というイメージがあります。

ペトロマックスのアタゴを所有していますが、細かなフィニッシュに雑さは感じますが、大きさ・高さ・収納性・万能性・強度から来るデザインが見事だと思います。
使ってしまえばその時点で中古なのでフィニッシュなんてどうでも良いです。

以前どこかのメーカーでどうみてもアタゴというデザインのものがあったのですが、OEMだとしてもペトロマックス基準を持ってる、そういうところが良いのです。

国内ブランドも変化しつつある?

とは言えスノーピークのようにブランド=質という海外ブランドのような考えのブランドも出てきました。
国内ブランドも変わりつつあるのかもしれませんね。
エントリーパックなのにアルミポールって凄い事ですよね。
コストを抑えるためにグラスファイバーポールに変えてくるメーカーが殆どですから、スノーピークって凄いなあって思います。

個人的には海外ブランドのようにブランド=質感は共通で大きさを選ぶ形の方が好みなのでそういうブランド展開して欲しい・・・なんて思います。
そうなればエントリーモデルのテントを買ったら裏側のフィニッシュが変だったなんてことなくります。

見極めが難しい時代

ではありますが、防災グッズもキャンプグッズも「違った!」を減らすためには自分の見る目を養っていかねばと思う今日この頃です。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。