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コールマンのホワイトガソリンランタンの必需品「リュブリカント」
憧れ?のシュポシュポ
リュブリカントはコールマンランタンのポンピング部分の潤滑油です。
グリスとミシン油の中間のような印象があるのですが、意外とサラッとしてるという特徴があります。
これをポンピング部分の根元に差すと動きがスムーズになるだけでなく耐久性も上がります。
かなり効果を感じると思います。
持っていて損はないどころかランタンとセットで所有して欲しい、マントル並に必要なものだと思います。
持っていない人は是非!
キャンプ世代の隔たりを考える
30年前の田舎
とこの話は終わりです。
ここから先は雑談ですので興味のない人は読み飛ばしてください。
30年前、私が暮らしていた田舎ではキャンプは炭火とホワイトガソリンだけみたいな世界でした。
ガスも出てきていましたが、それほど主力じゃなかったです。
若造の私はコールマンのランタンを手にして浮かれていたのですが、そんな時にお店の人にリュブリカント持ってるか?と聞かれました。
持ってないというと、最初にこれをつけておくといいんだぞとその人のリュブリカントを差してもらった記憶があります。
当時は3世代が一緒に住んだり、隣の先輩が教えてくれる時代。
今は絶滅したカメラ屋さんは売るだけじゃなく使い方や撮り方も教えてくれる場所でした。
マルチカルチャーの時代でした。
現代は・・・一長一短
ネットが発達して近所の付き合いから同世代、同趣向、同経験が集まるように変化しました。
共感を生みやすい反面、異なる意見や新しい発見が取り入れにくくなりました。
この傾向はどんそん加速していくと思いますが、共感が細分化され(共感のスイートスポットが小さくなり)、異なる意見や新しい発見が取り入れにくくなる(他者との理解がされなくなる)と、どんな世界になるのでしょうか?
どちらが良いのかは一長一短ですし個々の判断です。
これがキャンプになると少々厄介です。
というのは定期的にやってくるコールマンやペトロマックスランタン熱です。
これからもキャンプは便利に流れていくのは間違いありませんが、不便を楽しむのがキャンプの醍醐味でもあります。
便利の不便の狭間を埋める出会いがない?
LEDランタンは高性能で便利です。
これからも加速的に高性能になると思います。
ですが、不便じゃないという問題があります。
キャンプ初めは余裕がないのでLEDランタンが良いのですが、慣れてくると便利すぎてくる。
そうなってくるとローテクなオイルランタン、加圧式ランタンが欲しいとなってきます。
5年〜10年単位で大きく変化してしているキャンプの現状を考えると、ネットでは5年〜10年の経験者によるコミュニティーができ、店舗は5〜10年でスタッフが入れ替わる。
つまり、15年〜30年前のグッズの事なんて知らないor出会わないという状況になりやすい。
その代表格がホワイトガソリンなどの加圧式ランタン、ビンテージランタンなのでしょう。
合理的を追求した現代では生まれない機能美経由の格好良さ、当時は最先端の簡単だった古き良き味わい深いオペレーション。
現代では趣味の違いなのですが、上級者の階段を上がった気分になる手間のかかり方が惹きつけるのだと思います。
お店のスタッフが知らないのは仕方ないのです。
店はお客様が求めるものを売るところ。
急に求められたって、昨日までLEDランタンないのって聞かれたって答えられるものではありません。
業界関係者ではありませんが、そんな時はお互いに勉強しましょうってスタンスで接客してもらいます。
ホワイトガソリンモデルについて知ってる店員さんは少なくなりました。
自分自身、客って勝手だなあって思います。
リュブリカントを知らないのは当然です。
派手な部分は見えますが、地味な部分は見えにくい。
リュブリカントはそんな思いがあり書きました。
一世風靡したジェントスもどのサイトにもあるという時代ではなくなりました。
今でも良いランタンだと思いますが時代の流れは早いです。
リュブリカントはコールマンランタンとセットで入手してください
楽しいシュポシュポタイムをお送りください。
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