「もしもフェス渋谷」から防災を広めるという意味を考える



Contents

改めて防災を広めるということについて考えました

防災に関心が出てくると情報がやってくるものですね

プログラムもあって賑やか?

昨年まで開催していたのかわかりませんが、9月3日、4日の2日間で防災フェスが開催されているとのこと。
代々木公園で開催されているというので子供の体力増進も兼ねて自転車で行ってきました。
短い時間でしたが滞在してぐるっと回って感じたままを書くことで、改めて防災を広めるとはどういうことかを振り返る機会にしたいと思います。
それは私がこのサイトでやりたいことだからです。

防災のキモはグレーの防災関心者の集客

内容は良い話でしたが、誰が誰に話してる?届けたい人に届いてる?

壇上の先生のお話。
ちょっと聴きました。
素晴らしい話でした。

ただ、もっと多くの人に聞いて欲しいと思いました。
どうやって多くの人に届けていくのかというのを考えていました。

もしもフェス渋谷とは何か?

防災フェスやります!って聞いて誰が来るのか考えました。

  • 防災関係者
  • 渋谷区役所関係者
  • 出店者関係者
  • 最近防災が気になる人

防災って考えれば考えるほど関心低い。。。
私のインスタで考えてみてもキャンプに絡めた防災ネタからキャンプを引くと5%まで減少してしまいます。
防災ネタって5%なんです。
インスタはポジティブメディアというのもあるのでしょう。

と考えると知っている人が知ってる人に披露しがちになってしまう。。。
グレーな防災に関心がある人に届けるにはどうしたらいいだろうか。。。

個人的に防災は人口100%が意識しないといけないこと

だと考えているので、フェスの目的としては、

  • 裾野を広げたか?
  • 防災関心者を1人でも多く獲得できたか?
  • 母数を増やすことができたか?

を優先したい。
知識を深めるのは重視しなくてもいいなと感じました。
個人的に見たかったのは、災害時に代々木公園に来るとこんな恩恵が受けられる、

  • 渋谷区の備蓄サンプル
  • 炊き出しなどの試食
  • ここまでは自宅で待機してねという判断基準

なんて感じで見たかったなと思いました。

渋谷エリア用の72時間カーが見たかった

ハピキャンブース。キャンプ関係者がこういうフェスに参加することは良いことです。

災害後72時間が生命線。それに対応するハピキャンキャンピングカー。

私は地域によって防災方法は異なると考えるので、ハピキャンの72時間カーを渋谷仕様をリクエストしてみたい!
渋谷エリアだと

  • 輸入車
    ゲレンデやカイエンで。
    これは厳しいかー。
  • ハイブリッド車
    ハイブリッド車のAC出力でこんなことができますよーみたいな

あたりでしょうか?
渋谷区にある身近な車でやって欲しい。
渋谷の人に刺さると思うんですよね。

渋谷区にありそうな車で見てみたいなーと思ったのは私だけではないはず。

渋谷区から世界に発信するなら「渋谷はこうしてるよ、あなたの街は?」を見てみたい

渋谷を救うだけでも相当なものです

このページを見てもらえばわかるのですが、利用者数世界第2位の渋谷駅。
世界的に見ればトップ10にインドが入ってくるだけです。
そして世界的に見ても地震大国日本。
直下型地震が来ると言われてる東京。

命の重さは同じですが、一発来たらのダメージが凄いのが渋谷。
それだけに渋谷だけでも守ったらそれはそれで表彰モノ。
渋谷はこういう取り組みをしているという発信だけでも相当なものだと思いました。
それだけ人を抱えた街なんですよね。

代々木公園に来る人は、

  • シート敷いてピクニック
  • ワンチャン連れてドッグラン
  • サイクリングコースを使ってサイクリング
  • ジョギングなどの運動
  • 音楽や舞台やっている人
  • ストリートな人
  • 散歩な人

と、せっかくたくさんいるのでこの層を取り込みたい。
そんなブースがありました。

一番気になったのがSASUKEのようなセット。一番防災してたと思います。

所謂簡易型SASUKEのような設備が設置されていて、運動で来ていた人が楽しんでいました。
ウチの子供も興味を示していて、健康増進というのも災害対策の1つだなあと感じました。

炊き出しを集客ネタに

自衛隊も来ていました。
装甲車の展示などもあり、実際に座れて楽しむ親子もいました。
そして自衛隊員さんがさわやかに「炊き出しやってます!」と案内していましたが、これは呼べるのではと感じました。

なかなか乗れないだけに良いと思います。

「代々木公園にて災害時に振る舞う炊き出しカレー試食会」「1000食炊き出します」なんてアナウンスしていればカレー目当てにファミリーや仲間が集まります。
集まれば、カレー食べながらうろうろするので、もっとフェスに参加してくれる人増えたのでは?と感じました。
極論ですが、もしもフェスの傘下に炊き出しカレーを組み込むというよりも、炊き出しカレーの参加にもしもフェスを組み込んだイメージの方が集まるのではと感じました。

渋谷を救うという意味合いのプロジェクトなら

  • 「防災ピクニック」
  • 「幼児とママの防災」
  • 「わんちゃんと災害を乗り越える」
  • 「ボウサイクリング」
  • 「SASUKE」
    防災と体力増進のススメ
  • 「災害ファッション」
    ストリートなんて防災向きでしょう?
  • 「手ぶらで防災」
    防災EDCなど

あまりにもお粗末&思いつきなプランだ。。。
夜中に書いたラブレター並みのアイデアだ。。。
これでは集客は難しいけど、防災を広めるためにあえて防災を引っ込めてネタで集めるということも大切なんだなーと感じました。

知ったら関心が出るグレー防災者を取り込めるフェスだといいな

防災の程度は人それぞれですが、1人1人に防災の意識が芽生える。
そんなきっかけを広めるためのフェスであって欲しいと願っています。

私がここで書いていることはなんの意味もなしません。
ですが、個人的にはそろそろ理想論から現実論に舵を切る時期に来ていると思います。

人間は面倒なことが嫌いで楽をしたい動物。
見えない未来よりも、今を楽しみ、過去を悔やむ生き物です。
人々にとっては防災よりもおしゃれなカフェでトークの方が大切なんです。
そんな心のハードルを超えて集客できるかを本気で考えないといけません。

他人のことはよく見える。
自分のことはわからない。
今回のフェスを自分のことのように考え、解釈し、進めていくことが必要だと感じました。
防災って難しい!

陸軍カレーはない???

(Visited 1 times, 1 visits today)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。