配膳ロボットを見ながら防災について考える



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ふと入ったファミレスで目撃した配膳ロボットを見て思う

先日

買い物に出かけたらいつものお店が閉店。
寂しいです。。。
仕方なく別のお店に行って注文し、受け取りまでの時間に仕事を済ませてしまおうと目の前にあったファミレスに入店。

ファミレスは殆どタブレットでオーダーになったのかな?
すかいらーくグループは恐らくそうなのでしょう。

ドリンクバーだけでも良かったけど、それでは申し訳ないので別に軽食をオーダー。
するとすぐに運んで来ました、ロボットが。

ホールには店員さんもいて、配膳していますが、ロボットに配膳されていればお会計まで非接触の可能性もある訳です。
ここで感じたのは、業務のほとんどがロボットに代わるなということ。

ビジネスは、

  1. 誰もできない仕事
  2. 面倒臭いことを代わりにやること

の2点で殆ど回っていると言われています。
楽で便利になるならお金を払うということですね。
①誰もできない仕事はロボットにもできませんが、②面倒くさいことはロボットに代わられるということ。

ファミレスなら

  • 味見は誰でもできる訳ではありません
  • 温めるだけなら誰でも出来ます→ロボットに変わる?
  • 細やかな対応は人間になりますが
  • 基本的な配膳は誰でもできる→ロボットに変わる?

近い未来には厨房リーダーとホールリーダーだけのファミレスができるのかもしれませんね。

救急車で考えるなら

  • 適切な処置は誰もできない
  • 安静にしながら運ぶというのはロボットができるかもしれない

思わず4足のロボットを思い出しました。

壊れたエレベーターの中、非常階段から怪我人をロボットで下ろすなんて時代が来るのかもしれませんね。
スタジアムなどの担架としても使えそうですし、山で遭難した人を探し運び出すなんて時にも使えそう。

そして防災ロボットへ

お買い物にも連れて行けるし、便利になるのでしょう。
救援物資の輸送もできる。

この林業ロボットの成功次第で防災ロボットに応用できそうな予感。
山で人が運べるようになったら凄いことですよ。

乗って林間を移動できるようになれば見回りの仕事も楽になるのではないでしょうか。

ロボットを眺めながら更にアルバイトの関係を考える

現代社会はアルバイトという安い労働力で回っています

ファミレスで感じたことですが、私たちはその恩恵を十分に受けています。
低価格で飲み食いできるなんてその1つです。
その低単価っぷりは例外なくどこのお店でも、という事です。

先日、あるお店で私の前にお会計している人が「この店の教育はなっていない!」と怒ってました。
聞いていると、カスタマイズでオーダーしたのにカスタマイズできていなかったとのこと。
こんな店で商品のカスタマイズなんてあったんだ!って感じですし、見ればベテランではないのは明らか。

毒づきたい気持ちはわかりますが、作り直すなど対応はしたのだから「次は気をつけてね!」位に留めたいものだと感じました。
そうありたいと思いました。

アルバイトの恩恵で私たちは安い価格でサービスを利用しているのを忘れているのでしょう。
それが高額だと感じている商品だとしても、正規な人件費でやるとなったらもっと行きます。
我慢ができないならそのお店に利用者全員が+1〜2000円をのサービス料を払う。
そうすれば全員社員にできるということです。
現在一杯500円のコーヒーに1500円〜2500円払う覚悟がありますか?って事です。

考えれば30年前のコーヒーの価格と今の価格って変わっていないんです。
私が初めて入った喫茶店で頼んだコーヒーは一杯500円でした。
今でも500円〜700円位で飲める訳です。
1200円だっておかしくないのに。

地価はどんどん上がっているんです。
500円で売るとした場合、一杯あたり700円のコストダウンはマシンと人件費ということなのです。
更にキャッシュレス決済の手数料の負担は店舗です。
昔の方が接客スキルが高かった?なんて言わないでください。
恐ろしいほどのコストダウンをお店はしていて、我々はその恩恵を受けている。

という事を理解していれば言いたくなるであろう不満も減ってくるはずですよね。

応援してあげれば、店の質は高まる、相手の反応は自分の出方次第

時代は変わりました。
ミスを怒って解決する時代ではなくなりました。

新人さんほど応援してあげる。
そうすることで定着し、店の質が上がる時代。
店の教育だけではどうしようもないと感じます。
文句を言い続ければ人材は離れていくだけ。
そうしたらまた新人なのです。
そのお店が潰れれば次のお店はもっと不慣れなお店が誕生するという事です。

私は応援する姿勢だからか、嫌な気分をしたことがありません。
こんなおっさんでも良くしてくれます。
人間だから当然です。

人の感情や行動にとやかくいうつもりはないのですが、現代の原則は覚えておきたいものです。
というのを配膳ロボットを見て考えていました。

ロボットの価格は最低時給×5時間/日×20日分

でした。
実際ロボットは1日8時間働くそうです。

学生は週2〜3日働くのでしょう。
3人の働き口が減らされると言うこと。
週5で働きたいフリーターさんなら1人クビになる計算。
役者や声優、ミュージシャン、ダンサーなどの夢が絶たれる。
結構多いんですよ、夢追い人。
これから増える仕事ですしね。

人がいて欲しいところにはいて欲しいなあ、それを残すかは私たち次第

私が経営者ならロボットよりも人を雇いたいなー。
でも、人がいないならロボットを雇うのでしょう。
そしてロボットを雇ったら、そのポジションはなくなるのです。

防災などには導入して欲しいと思うロボットですが、未来を想像したら期待とモヤモヤが入り混じる30分でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。