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数回だからこそ問題になる、しっかり対策したい「雪」
いよいよ冬到来ですね。
豪雪地帯に比べて東京は雪が降りません。
年に2〜3回という感じですし、降っても数センチです。
しかしながらこの雪が大変問題です。
東京は雪対策はしていないし、人も車も電車も強烈です。
世界の利用者数ランキングTOP50の中に東京の駅が40駅位入ってくるのです。
山手線は1周13駅ありますが、走る電車はそれ以上。
平時で限界突破しているような状態。
雪が降っただけで交通機関がマヒするのは想像しやすいと思います。
年に数回降る雪×限界突破した日常×圧倒的な人の多さと人種や価値観が交差します。
それだけ東京の雪は特殊なのです。
融雪剤を持ちましょう!
融雪剤とは雪を溶かす薬剤。
成分的には塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウムなどで、地面に撒いて使います。
冬になると地面に白い粒々した粉のようなものが撒かれているアレです。
大通りは車の往来は多いので余程の事がない限り雪が積もることはありませんし、幹線沿いの歩道なら融雪剤が撒かれますが、路地はそうではありません。マンションやアパートの外階段もそうですね。
仕事や用事で出かけることが圧倒的に多い東京の人は(出かけないなら東京に住む理由はないと思っています)、現実問題自宅の前などには手が回らないと思いますし、自治体もストックや人手の問題だと思いますが、家の前まで融雪剤を撒くことはまずありません。
その間雪は踏み固められてアイスバーンになり、夜に自宅に帰ってから除雪(除氷?)スタートです。
そうなるとスコップを持ってる人なんていませんから(使う事がない)、鍋の蓋や下敷きで除雪するという嘘のような光景に出会います。
その問題を解決するのが個人で融雪剤を撒く方法があります。
主な3タイプ
塩化ナトリウム
濃度によりますが、凝固点が最大約-20度まで下がります。
食塩です。
食べられません。
塩化マグネシウム
濃度によりますが、凝固点が最大約-30度程まで下がります。
天然成分である製塩副生にがりが主成分。
海水を煮沸させて絞った塩を作った後の絞り汁で環境にやさしいのが特徴です。
塩化カルシウム
濃度によりますが凝固点が最大約-50度程まで下がります。
水に溶けると発熱する性質があり、降りはじめの雪を急速にとかします。
個人で選ぶなら「ペットボトルタイプ×無塩」
融雪剤で調べると結構出てきますがどれを選んだら良いのか迷ってしまいます。
そんな時は「ペットボトル×無塩」で選んでみましょう。
画像のようなペットボトルタイプが片手で撒けるのでとても良いです。
女性なら2kgタイプ、男性なら〜4kgタイプがオススメ。
キャップを開けてサラサラと振り掛けるだけという簡単さです。
そして無塩だと自動車や自転車の錆が防げますし、アスファルトにも優しいと思います。
私が持っている画像のタイプはそれを知らずに購入した時代のものなので無塩ではありませんが、目の前で転倒している人を見るのは嫌なので躊躇なく使います。
自宅前だけでいいなら2kgでOK
何キロ持てばいいのかという話ですが、2kgで10㎡〜20㎡なので道幅2m×長さ5mという感じになります。
駐車場1台分ですね。
雪が降れば基本は徒歩だと思います。
自宅前、4m道路の片側だけ、と考えれば2kgでOKです。
後は大通りまで繋ぐならその分を持ちましょう。
因みに私は仕事と自宅前でも使うので10kg用意します。
いつ手に入れるかのか?降ってからだとその年分は完売している?
融雪剤は通販やホームセンター、場合によってはスーパーなど手に入れやすいのですが、降った時には手に入らないのが毎年感じることです。
恐らくですが、毎年販売店が一定の入荷数を売り切って終了という流れなのだと思います。
これはヨドバシドットコムやアマゾンも同じで、降り出した時には完売しているのです。
つまり欲しい時には手に入らないので、お正月までには手に入れたいですね。
1本あると本当に助かる融雪剤。
是非手に入れてみてください。
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