イムコ(IMCO)自動炊飯シリンダーは火力調整〜消火まで自動で行う炊飯アクセサリー<レビュー>



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はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな

はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな

これはご飯の炊き方についてのうたです。
おっさん世代しか思い出せない、記憶の彼方に残ってる言葉。

噛み砕いて説明すると、

  1. はじめちょろちょろ
    はじめは弱火で
  2. 中ぱっぱ
    中頃は強火で
  3. じゅうじゅう吹いたら火をひいて
    沸騰し中から水が出てきたら、吹きこぼれない程度に火を弱め
  4. ひと握りのワラ燃やし
    追い焚きをし釜内の余分な水分を飛ばします
  5. 赤子泣いてもふた取るな
    火を止めて蒸らします。
    どんなことがあっても蓋は取ってはらなない

こんな感じです。
現代では、はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな、でしょうか。
炊飯器はこれを自動でやってくれますが、キャンプでは自分で調整しなくてはいけません。

実際は火を止めるタイミングを見てるという人が殆どだと思います。

土鍋ご飯が美味しい理由

土鍋ご飯が美味しい理由は土鍋の材質によるもの。

土鍋で炊いたご飯を食べたことがありますか?
あの美味しさの理由は、土鍋の構造から「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな」です。

土鍋は熱の伝わりが遅いから火力が一定にも関わらず、初めちょろちょろし、火を止めても冷めにくいから蒸らしが絶妙に、結果自動的に調整されるという火加減不要なのが土鍋の良いところなのです。

土鍋効果を生み出すアクセサリーがイムコから出た!

キャンプでは火力調整が難しいし、設営や準備などで忙しい、何しろ楽したい(これ大切!)という理由から自動炊飯や水蒸気炊飯、湯煎炊飯などが生み出されて広まっていきました。

自動炊飯をおさらい

そんなタイミングで自動炊飯シリンダーというアクセサリーがイムコから登場しました。
自動炊飯シリンダーはこれまでの自動炊飯系が火を止めるタイミングに特化してきたのに対し、自動炊飯シリンダーは+火力調整までするというから驚きです。

ここで疑問が。
イムコって海外ブランドではないの?ということ。
ご飯炊かないじゃないですか。

調べてみるとイムコはオーストリアのライターブランドでしたが、2012年に製造を中止し、2013年から日本の柘製作所が製造しているようです。
日本のメーカーだから自動炊飯!納得です。

イムコ自動炊飯シリンダーはトランギアタイプまたはエバニューチタンタイプのアルコールストーブ用です

演出が凄い!

箱から出してみるとアルミの筒が出てきました。
これをアルコールストーブに差し込んで使うそうです。

アルミの筒です

差し込んでみたら問題が。
エスビットは入りましたがタトンカは入りません。
調べてみるとエスビットなどのトランギアタイプとエバニューのチタンタイプが入るとのこと。

エスビットにピッタリ(底の部分)入りました。トランギアタイプやエバニューチタンタイプのアルストなら入るようです。

トランギアタイプやタトンカのキャップ径は同じなのですが、タトンカの燃焼室の内径がトランギアタイプに比べて小さいのです。
弱火を生かして鍋ができるんじゃないかと思っていましたがそのプランはできなそうです。
残念。。。

タトンカ入らない!ショック!

収納はアルストの中で

このまま持ち歩くのが一番ですね。

どうやって持ち歩こうかなと考えましたが、アルストの中に入れておくのが一番。
使わない時は外せばいいので。

忘れ物もなくなりますし、これで行こうと思います。

燃焼具合は改めて

こんな美味しそうなご飯が炊けるだろうか

今回はここまでの紹介になります。

燃焼具合などは改めて報告します。
使うのが楽しみです。

しかし、アルストは罪深い。
アクセサリーが楽しすぎます。

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「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。