Contents
エタノールと言えばお酒ですよ!
先日、薬局で販売されているアルコールはアルコールストーブの燃料になるのか?という実験をしました。
詳細は先日のログをご覧いただきたいのですが、結構燃えてくれました。
何よりも消毒用エタノールが燃えたのは何かのタイミングで湯沸かししたいという時に便利だと思いました。
そうなるとエタノール・・・エタノールと言えばお酒です。
(エタノールは飲めるエタノールと飲めないエタノールがあるのでご注意ください)
お酒燃やしたくなるじゃないですか。
お酒も燃料になるのなら災害時に使えるかもしれないです。
ティー・ロワイヤル
ティー・ロワイヤルという飲み方があります。
- アッサム(やしっかり目のダージリンでもいいけどアッサムが良いです)を濃いめに抽出します(お湯を減らすのが良いと思います)。
- スプーンにグラニュー糖を乗せ、ブランデーを入れ、火をつけます(紅茶の上でやるのがオススメです)。
- 火が消えたら、スプーンを紅茶の中に入れかき混ぜて出来上がり
キャラメリゼした砂糖+ブランデーの風味が紅茶に深い余韻を与えるのです。
たまにやりますが、なかなかオススメです。
キャンプ場でもできます。
ブランデーやラムなどに火をつけるというのは昔からあるのでアルコールストーブでも期待できます。
経験上、アルコール度数40度以上じゃないとつかないと思うので今回はウイスキー、ラム、ブランデーで試したいと思います。
用意したのは、

コレクターではないけれど、蒸留酒が好きです。妻のお父様から頂いたお酒(ブランデーのXOあたりがそう)で高いの多いので開けられません。リーズナブルでもそれなりに高級なものは美味さで選びます。こういう意味ではコスパが良く、体験できないお酒が好きです。これは防災グッズやキャンプグッズ選びにも共通していると思います。
- ウイスキー:ジャックダニエル(バーボンしかありませんでした)
ウイスキーの原料は麦、バーボン(アメリカンウイスキー)はトウモロコシが入っているそうでお国柄だなーと思います。
キャンパーさんの定番?
アイリッシュウイスキーを持っているならアイリッシュコーヒー(ザラメ+アイリッシュウイスキー+ドリップコーヒー+ホイップクリーム)とか美味しいので調べてやってみてください。
因みにアイリッシュウイスキーをスコッチウイスキー(スコットランド地方で作られるウイスキー)に変えると「ロイヤルコーヒー」と呼びます。 - ラム:パンペロアニバサリオ
ラムの原料はサトウキビ。ダークは黒糖のような雰囲気。
豚皮で包まれたコロンとした樽っぽい瓶が可愛い。
まあまあの価格で美味しいし、海賊っぽいのでキャンパーさんにオススメしたい1本。
ラムコーヒーや炭酸割りも美味しい。
本当はマイヤーズを使いたかったが見当たらず、ロンサカパ23はもったいないのでちょっと勿体無いがパンペロをチョイス。 - ブランデー:ヘネシーVSOP
ブランデーの原料は一般的には葡萄ですが、本来は「果実酒」。
葡萄が圧倒的ですが、林檎(カルバドス)やさくらんぼう(チェリーブランデー)などがあります。
キャンプならブランデージンジャー(ブランデー+ジンジャーエール)がオススメ。
1200円位のまあまあ美味しいブランデーがあったのですが、これもなく泣く泣くヘネシーを。
と3種。
どれもアルコール度数40度。
さて燃えるかやってみます!
燃やします!

嗚呼、勿体無い。。。これも試練じゃ。

ジャック着火!・・・なかなかつきません。先日戻ってきたスライドガストーチで炙ると火がつきました。

ジャックは10分以上経過してこれくらい

ジャックは一応ジェット孔(周りの小さな穴)から出てくるもののずっとこんな感じ。手をかざすと火傷をするほどの熱さがある。

パンペロは比較的すぐ着火、3分かからずジェット孔から火が出てきましたが、これがMAX。

ヘネシーも比較的すぐ着火、3分弱でジェット孔から火が出てきましたが、ラムと同じ感じ。

左からジャック、パンペロ、ヘネシー。炎の大きさはほぼ同じ。
幸せな香りに包まれました!

着火前。
お酒を入れてお菓子焼くと思うのですが、あんな感じの香りでした。
湯沸かしには厳しいかもしれませんが、お香を焚くようにお酒を焚いても良いなと思いました。
災害時に使えないことはないけれど、キャンプ向きな使い方ですね。

鎮火後
燃え尽きたあとはお酒の残りが。
大体40%残った感じですね。
水分が蒸発してしまったと考えるとこんな感じなのでしょう。
私が小さな頃はお酒で消毒していたなあ。
今はアルストでお酒を燃やす。
不思議で楽しい実験でした。
コメントを残す