トランギア ストームクッカーL デュオーサルを選んだ理由<レビュー>



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東京の風対策経由のキャンプギア

トランギア(trangia)ストームクッカーL デュオーサルを入手しました

当サイトは「東京の防災」を考えるサイト。
東京には、

  1. 人が多過ぎ問題(日本の人口の1/4が狭い東京に集中している)
  2. 建物問題(瓦礫・倒壊・落下)
  3. エレキエネルギー偏り問題(オール電化傾向)
  4. エアコンなどによる気温問題(夏の屋外は予想以上に暑く、冬の屋外は予想以上に寒い)
  5. 強風問題(突風、ビル風、隙間風)

という東京ならではの問題を抱えていると考えています。

強風問題は無視できない問題の1つです

東京名物強風。これがクリア出来ればキャンプも楽になるはず。

ビルや家屋や隙間なく建っているため、突風にも似た風が吹きます。
ずっと強風という訳ではないというのが特徴で炎もパッと吹き消すような風が吹きます。

東京の風に耐えられれば、キャンプでもある程度耐えられます。
強風と言えば嵐でも使えるクッカーがあるじゃないですか!
トランギアのストームクッカーです。

以前からストームクッカーは知っていましたが、アルコールストーブを使っていなかったので対象外でした。
そのアルコールストーブに沼ってから、いつかはトランギアを入手するのだろう。
その時はストームクッカーにアルストが入っているからストームクッカーを手に入れよう!と決めていました。
以前、トランギアのアルコールバーナーを紹介した時に入手していました。

<参考>耐風ギア

フュアーハンドやSOTOひのと、HK500、ソロストーブを入手した理由も風対策ですし、当サイトで紹介しているキャンプグッズは原則耐風性があるものばかりなので是非ご覧ください

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何故、「L」で「デュオーサル」なのか

何故「L」なのか、何故「デュオーサル」なのか

ストームクッカーを検討している人は2つの壁に悩むのではないでしょうか?

  • SLのどちらを選べば良いのか?
  • 5種類ある材質の中からどれを選べば良いのか?

合計10種の中から最適な1つを選ぶにはどうしたら良いのか悩みますよね。

私がストームクッカーL デュオーサルを選んだ理由ですが、

  • Lの理由メスティンが使える、資産の活用
  • デュオーサルの理由耐久性、傷だらけになっても使える

という2点。

風防を生かし、メスティンを使いたいからLを選びました

ラージメスティンは入りませんが、ノーマルメスティンなら入ります。因みに写真はダイソー1.5合。1合も入ります。

当初はSのノンスティックモデルが良いのではないかと思っていました。
くっつかなくてコンパクトが良いだろうと思っていたのです。

が、Lはメスティンが入るらしい!
1リットルのケトルも入る?
となるとこれまでの資産が活かせるなと感じました。
鍋もやるから大きくても問題がないというのもあります。

なので、メスティンを使わず縦型クッカーだけ使うならSもアリということです。

傷が避けられないならデュオーサル

ずっとこんな状態で運搬していたら傷がつくだろうなあ。高価だし長く使いたいから傷が付いても問題なく使えるステンレス=デュオーサルにしようと決めました。

ストームクッカーは大半がスタッキングした状態なんですよね。
オールインワン性を活かすと中にハンドルやアルストも入れたい。

重ねていれば擦れますし、全部入れていたら余計に擦れます。
ノンスティック(テフロン)の傷を気にするなら最初からノンコートが良いなと思いました。

ならば、長く使えるデュオーサルが良い。
外側がアルミ、内側はステンレスという2重構造なので高耐久でガシガシ洗えるという訳です。

ストームクッカーの構成と原理

ストームクッカーはオールインワンクッカーセット

これで1セット。トランギアのフラグシップモデルらしく全部入っています。

これ1つで加熱調理ができるのが良いです。

  • 風防
  • ソースパン×2
  • フライパン
  • アルコールストーブ
  • ハンドル

ストーム=嵐の中でも使える仕組み

台の穴から入った風は上部の風防に向かって流れる。横風に弱いアルコールストーブへの風は風防がブロックする。アルコールストーブは下から供給させる酸素によって燃焼するだけではなく、風が吹くほど炎も強くなる仕組み。

それでは開封していきます。

開封

どのモデルも箱が似過ぎていて違いがわかりません

こんな感じで出てきました

このバンドが可愛い!

上の蓋がフライパンになります

開けると全てのパーツがスタッキングされています

重なるクッカーの中に黄色い袋が。中にはアルコールストーブとハンドルが入っています。

解体するとこんな感じ。

トランギアのロゴが可愛い

ストームクッカーの組み立て

全てのモデルに共通した組み立てが良いですね。

台と風防を繋ぐ切り欠きを合わせ繋げるとこんな感じになります。上が風防、下が空気を取り込みます。大きな穴は後日紹介します。

台の中央にある穴にアルコールストーブを差し込むだけ。

アルコールストーブの周りにある穴から空気を取り込みます。淵にある棒のようなものが五徳です。

ソースパンをハンドルで挟み込んで使います

風防の中にすっぽり入ります。確かに嵐でも使えそうです。

棒の様な五徳を上に持ち上げると、

フライパンが乗ります

外はアルミ、内はステンレスがよく分かります

ストームクッカーは「2サイズ」×「5材質」=10種類から選べます

まずはサイズを決めます

  • L:メスティンが入る、0.9ケトルが入る
    収納サイズ:Φ22×H10.5㎝
  • S:軽量コンパクト、0.6ケトルが入る
    収納サイズ:Φ18×H10㎝

用途で決めた方が良いですね。
価格や小さな方が良いかなで選ぶと後で難しくなってきます。

材質とラインナップ

デュオーサル:外側アルミ・内側ステンレス

メリット:頑丈・傷だらけになっても長く使える・ガシガシ洗える
デメリット:重い・こびりつき易い・価格が高い

ストームクッカーL・デュオーサル TR-25-21ULD

ストームクッカーS・デュオーサル TR-27-21ULD

ウルトラライト:無垢のアルミ(フライパンはノンスティック加工)

メリット:軽量・ガシガシ使える・フライパンが焦げ付かない・価格が安い
デメリット:こびりつき易い・当てると凹み易い

ストームクッカーL・ウルトラライト TR-25-3UL

ストームクッカーS・ウルトラライト TR-27-3UL

ノンスティック:クッカー全てアルミ+ノンスティック加工

メリット:軽量・こびりつかない
デメリット:耐久性はわからない・価格がやや高い

ストームクッカーL・ノンスティック TR-25-5UL
ストームクッカーS・ノンスティック TR-27-5UL

ULハードアノダイズド:アルミ+ハードアノダイズド(陽極処理)、フライパンはノンスティック

メリット:軽量・耐久性が高い・こびりつき難い
デメリット:価格が超高い
※ハードアノダイズド(陽極処理)加工とはアルミニウムの腐食を防ぐため処理。手入れに安くこびり付き難い。

ストームクッカーL・ULハードアノダイズド TR-25-3HA

ストームクッカーS・ULハードアノダイズド TR-27-3HA

ブラックバージョン:アルミ+ノンスティック

メリット:軽量・こびりつき難い
デメリット:耐久性はわからない・価格が超高い
※ノンスティックの本体をブラック塗装したバージョン

ストームクッカーL・ブラックバージョン TR-35-5UL

ストームクッカーS・ブラックバージョン TR-37-5UL

カスタマイズも豊富

コンパクトにはなりませんが、内容を考えれば十分コンパクト。

ストームクッカーは高価ですが、完成されたクッカーと呼び声も高いだけの完成度を感じます。
アルストの炎が見えないなどのデメリットはありますが、風という問題から解放されただけでも嬉しいです。

早くキャンプで使いたいです。
幾つかオプションパーツも入手したのでそちらのレビューも後日紹介します。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。