これを見て何がわかりますか?〜1枚の画像から想像する、防災の第一歩〜



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キャンプの帰りに灰捨て場を通りかかったら

最初に通りかかった時はバケツの中に灰が入っていて、廃捨て場には灰が捨ててありませんでした。

こんな状況でした

最初はバケツの中に灰が捨ててあるだけでした。今後に生かしたいと思ってスマホを取りに帰ってきたら廃捨て場にも捨ててありました。どちらだと思いますか?

  1. 灰の捨てかた
    最初に通り過ぎた際には水の入ったバケツに灰が捨ててありました。
  2. バケツの位置
    水が入ったバケツがこの位置にありました。

これを見てこの状況から何を想像しますか?

灰の捨て方は正しかったのか?バケツの水はここで良かったのか?

  • 熾の状態で廃捨て場に出しているのかも?
  • 熾の状態で水の入ったバケツに灰を入れたらどうなるのか?
  • バケツと水はなんの為にあるのか理解していないのではないか?
  • 火消し壺を持ってきていないのではないか?

100%正しいなんてないけれど

答え合わせは1人1人が考えてみてください

バケツを外に置いた方が良かったのではないかと感じました。

ならばどうだったら良かったのでしょうか?
個人的にはバケツが廃捨て場の外にあれば良かったのではないかな?と感じました。

実はこの画像1つで災害発生現場になる可能性があったということ。
知らなかったで、大火傷、大火事なんて恐ろしい。

運営側が悪いなんて言わないけれど、外に置いておけば、捨て方を看板を設置しておけば防げた内容とも言えますね。
運営側の自己防衛の想像が及ばなかったという事です。

それを上回ることをやらかすのが、我々キャンパーでもあるのですが。

防ぐのが上流からということです。

災害は99%人災だということを意識したい

私はこの状況が悪いですよと言いたい訳ではなくて、ここから何が起こるのかと想像して欲しいのです。
どんなに素晴らしい環境でも災害の99%は人災ですよ、ということです。

例えば小さなお子さんと一緒に廃捨て場に灰を捨てに来た。
撤収時間に間に合わないので、熾のままだけど良いや。
おっ、バケツがあった。
水が入ってるから、これで消そう。

その直後、お子さんは大火傷か火事に

何故かは想像してください。
想像することから災害は防げます。

火消し壺と焚き火シートはマスト

インスタを見ていて感じることの1つに火消し壺を見たことがないということ

綺麗ではないし、オシャレではないかもしれないので写らないようにしてるだけなのかもしれませんが、火消し壺を見せた方が私はオシャレに見えます。
スマートに見えるといった方が良いですね。

影響力のあるSNS発信者は是非啓発活動して欲しいです。

現代キャンプは、焚き火がメインイベントだと思います。

そんな現代に必要なのは、

  • 焚き火シート
  • 火消し壺

はマストだと思います。
特に火消し壺は焚き火を長くやるために必要な道具です。

火消し壺とは?

蓋付きの容器のこと。
その名の通り昔は壺でしたが、現代はステンレスでストッパーがついているのが多いです。

使い方と仕組みとしては、

  1. 容器の中に燃えている薪を入れ
  2. 蓋を閉めると、
  3. 真空状態になり、
  4. 酸素の供給が止まり、
  5. 鎮火する

というものです。

熾の状態で水をかけると熾の熱量で水が瞬間で沸騰し、水蒸気になったりはねたりして周囲に飛びます。
周りにいた人は大火傷という流れになりとても危険です。

持っていないキャンパーさんは是非入手して欲しいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。