重大事故を考える



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重大事故とは、ルールが変わるほどの事故

この場所で何が起こったかはわかりませんが、コストを考えると大プロジェクトですし、人と自転車の接触があった場所なのかもしれませんね。

  • 何故30キロ制限なのか?
  • 何故看板があるのか?

多くは自治体の意向だと思うのですが、重大事故というものがあります。

重大事故とは、ルールが変わってしまうほどの事故を言います。
これからも起こりうる可能性があるということですね。

注意(気合と根性)でダメならルール(施策)を施す。
この辺は企業と同じです。

まあ、そんなもん

 

相手は本当に知らないのかもしれない

最近出てくる性善説の崩壊なんて記事を読みます。
重大事故を考えていると元から性善説なんてなかったのではないかと思えてきます。
事故の多くは防げることができた事故だからです。

なんでこんな場所にこんな看板があるのだろう?と考えれば「ここには注視すべき何かがある」と予測できます。
その予測が正しいか間違いかはそれほど問題ではなく、用心という対策をしたら、何も起こらなかったという事です。

用意したのに使わなかった。使わないのが正解なのだから「まあ、こんなもん」

今年は雪に備えて融雪剤を沢山用意したのですが何も起こりませんでした。
これは備えたから何も起こらなかったの考えています。
「まあ、そんなもん」という事です。

予測力(野生力)の低下による人災

野生力(危機管理力)が必要なんじゃないかと思うのです。

世の中便利になり過ぎた結果ブラックボックス化したなあ感じます。
野生力が低下したからか、それをやると何が起こるか予測できなくなったのかもしれません。

昨年から今年にかけて、冬対策として灯油バーナーやアルコールストーブを入手しました。
その結果、勉強することになりました。

今や、アウトドアショップでもホワイトガソリンを使ったことがない若手スタッフが増えている時代。
危ないと思われる液体燃料ですが、ガスだって危険です。
一発着火しますが、ガスに着火せずガスが漏れたらガス爆発ですし、氷点下に近づけばドロップダウン現状で着火しにくくなり使えなくなる可能性だってあるわけです。

30年前には冬キャンプなんてやる人いませんでしたが、ドロップダウンはみんな知っていました。
先日、子供とキャンプに行きましたが、冬にも関わらず多くのキャンパーさんがいました。
ですが、ドロップダウンは知られていない。

ブラックボックス化した時代ならではだと思います。
無知だと思っても知っている人がいないのだから自分で探すしかありません。

人のせいにしたってトラブルは解決しませんし、時間が戻ることもありません

予測力はまわりに転がっている情報を察知する能力

予測力に加え解決力や対応力はブラックボックス化した現代を生き抜く鍵だと思います。
起こる事故の99%は本人による人災。

誰かを守りたいと言っていてもその時は来たら、その人は守ってはくれません。
自分や大切な人を守ってくれるのは、自分の経験と知識だけ。

積み上げた経験と知識があなたを救ってくれると思います

人を信じることを辞めたわけではありませんし、人は好きですし関心がありますが、だからと言って相手もそうだと思います。
昔、関根勉さんは奥様のことを「永遠の片思い」と表現していました。
相手には与え見返りは求めない、そんな皮膚感覚が必要だと感じる今日この頃です。

無灯火による事故なんてあるあるじゃないでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。