ヒップホップのヒップは知っているけど、ホップは知らん!



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電車の中で激アツトーク

おっさんにはヒップホップはわかりません。ヒップは知ってるけど。

先日、電車に乗っていたら、隣の扉付近で高校生?位の若者が「ヒップホップってなんだ?」って話をしていました。
「ヒップホップはな!」ゴニョゴニョ。
隣の扉ですし、人の話ですから聞いたって仕方ない。
そのまま移動中にやる作業をしていました。

電車の中にこだまする「ヒップホップってなんだよ?」

で、また聴こえるわけです「ヒップホップってなんだ?」
説明しているけど、わからないのか納得できないのか「ヒップホップってなんだよ?」みたいな。
大声なので何度も聞こえてくる・・・そのうち思ったわけです。

「ヒップホップは知らないが、ヒップは知ってるよ」
言いませんけどね。

「ヒップってなんだ?」を引っ張り出す

自宅で帰ってから「Tower of Power」の「Tower of Power」というアルバム出してきました。
このアルバムの1曲目が「Whats is Hip ?」という曲です。


Tower of Powerというグループは1970年にデビューしたグループでホワイトソウル(白人がやるソウルミュージック)のハシリみたいなグループで大好きなグループです。

一般的な紹介ですが、ベースのフランシス“ロッコ”プレスティアとドラムのデイヴィッド・ガリバルディの変態リズム隊とバリトンサックスのステファン”ドク”クプカのキレのある重低音サックス、加えて変態オルガンのチェスター・トンプソン辺りが在籍している時期が最高なんだと思いますが、年中ワールドツアーに出ているバンドなので脱退加入が多くて、ロッコとクプカ以外は全出入りしているバンドです。

そのロッコも先日亡くなってしまった。。。
次に来た時には行こう!と思っていた矢先の出来事で残念でなりません。
Tower of Powerの発明者みたいな人でしたから。

50年前にヒップは完成していました

時間が経過して還暦過ぎたTower of Powerですが、現代音楽とは違う形で残っています。
Whats Is Hip ? は1973年ですが、50年後の2023年でこれです。

私は当然好きですが、まだまだヤバいです。

語源には古き良きではなく生まれた背景が重要

何故、ヒップの話なのかというと、語源の大切さが今なら再認識できると思っているからです。

過去万歳!なんて意識は全くありません。
時代と共に解釈や位置関係は変わるものですし、過去を引きずってても前に進めません。
ただ、それが生まれてきた背景があって、その背景が重要な意味を占めていたりする。

ポルシェのデザインは元々最先端の空力デザインですし、あのお尻はライバルとのパワー合戦のためにエンジン拡大、タイヤ拡大の歴史な訳です。
デザインの為でなく機能向上の末なのです。

こういうのを機能美なんて呼びます。
そういう意味ではゴールゼロは機能美を感じます。


以前地名の話も書きましたが、地名には先人が災害に遭わないための知恵が詰まっています。
言ってみれば防災名なのですが、それをネガティブイメージだからと全く異なる地名に変えるというのはいかがなものか。

日本なんてどこに住んでいても災害からは逃れられない。
来ると分かっていても離れられない人もいる。
だから知っておきたい先人の知恵。

ヒップホップからそんなことを考えていました。
「ヒップホップってなんだ?」しか聞こえて来なかったけど、ヒップは知ってるぜ。

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「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。