プロテインキャンプ<防災キャンプ>



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防災食にはプロテイン=タンパク質が足りない!

よく見かけるお母さんと子供の会話「もうやめなさい!」

スーパーや公園など、言ってみればどこでも見かける光景。

「もうやめなさい!」

「エェーっ、食べたい!」

お菓子の話です。
どこのご家庭でもある普通すぎる会話です。

これを防災に当てはめてみるとどうでしょう。
クッキー、飴にはじまり・・・ご飯と、防災食には非常に炭水化物が多いと思いませんか。

お腹を空かしていた時代は終わり飽食なんて言われる現代。
私が子供の頃は魚でカルシウム、フルーツでビタミン、なんて言ってましたが、結果的にはお腹が満たされれば良かった時代だったと記憶しています。

そんな時代は過ぎ去り、現代ではタンパク質やミネラルなども意識して摂るような時代に変化したと思うのです。
ならば防災食もアップデートしなきゃねと思ったわけです。

大豆ミートと乾燥野菜を加えたパスタ作ります!

という事でプロテインディキャンプを決行します!
プロテイン=タンパク質の事ですが、タンパク質の難しさの1つに保存が難しいというのがあります。

タンパク質は肉や魚、豆などから摂れますが、生鮮が多いので備蓄するには期限が短いと思います。
また加熱調理しないといけないものも多い。

サプリメントで摂るというのも何か違う気がして。。。

そんな時に思い出したのが大豆ミート。
これなら保存が効きます。
味と肉感があるのかは食べてみないとわからない。

という事でパスタに大豆ミートと乾燥野菜をオンしたメニューを作ってみます。

本当に前情報なしで作りますので、どうなるだろうか。。。

こんな食材を持ってデイャンプに来ました!

パスタを入れ

乾燥野菜を入れ

大豆タンパクとトマトソース、水を入れてアルストオン!

やり易いかな?と思って持ってきたパスタがよくなかった。時短タイプの方が良かったかな?水分ないので水を加えて再加熱

トマトソースは塩気がなかったので塩胡椒で調味。パスタ変更、大豆タンパク&野菜増量し、パスタ減量すると良かったです。

完食。味わいはかなりあっさりで旨味が少ない。コンソメかバターのようなものがあれば良かったですが、災害食ということで無いのが正解。

バッテリー切れで撮れなかったおやつ

味の素 たんぱく質 がしっかり摂れる 味噌汁 豆腐とねぎ

おやつでは無いのですが、タンパク質が摂れる味噌汁というのも入手してました。
お腹いっぱいで食べられなかったので次こそは!

パイナップルのドライフルーツ

これ美味しいんですよ。
イチゴも美味しいですが、ちょっと高い。

クリーム玄米ブラン ブルーベリー

最近たまーに食べています。
本当にお腹空かないです。
空腹回避も大切だと思いますし、ローリングすればクリームも問題ありません。
甘いので癒しや満足も得られます。

要調整ですが、手軽に加えられるという意味ではあり

今回大豆ミートと乾燥野菜を使いましたが可能性を感じました。
水不足な状況の中でフリーズドライはデメリットですが、食事にオンするというやり方でタンパク質と野菜を摂取できるのはメリットです。

炊飯時に乾燥野菜を加える、お味噌汁やスープに大豆ミートと乾燥野菜を加えるなど、手軽に使えるので是非持っておきたい。
普段から少量ずつ使っていればローリングストックにも入れておけます。

要確認ポイントとしては、

  • 水を吸ってどこまで膨らむか?1回あたりの使用量
  • 旨味が少ないため、それでヨシとするのか、何かを加えるのか
    災害だからOKという見方もありますし、食事として完成させていきたいという見方もできます

普段から練度アップを兼ねて使っていきたいです。

炭水化物だらけの備蓄食材

炭水化物オンリーになることだけは避けたい

ご飯、乾パン、クッキー、飴、羊羹など

無意識に集めると炭水化物オンリーな備蓄の世界。
炭水化物を否定するわけではありませんが、

  1. 消化が良い反面腹持ちが悪い
    災害時には不安が大きいことから胃腸が弱りやすいので消化の良い炭水化物は有効ですが、消化が悪いということはすぐにお腹が減るという事でもあります。
    食に限りがありますし、それこそトイレの頻度も上がります。
  2. エネルギー必要?
    おにぎりなどホッとしますが、救助に出ているのならカロリーは必要ですが、自宅でじっとしている時にエネルギー必要だろうか。
    ビタミンなどの栄養がもっと必要になるのではないか?
  3. 栄養の偏り
    栄養バランスですよね。
    20〜40代ならまだしも、子供やお年寄りは体調を崩しやすい。
    成長期の子供は1日程度なら特に問題ないけれど、数日経過した場合に成長期の子供にタンパク質を摂取させられないのが辛い。
  4. 食感
    贅沢は言えないけれど、炭水化物の柔らかい食感じゃなくて、プリッとした食感も欲しい。
    ストレス緩和になるかもしれません。

などが考えられます。

ヘルシーと呼ばれる和食も炭水化物が多い

こんなバランス良い食事が取れないから考えたい。魚が無いなら味噌汁にタンパク質や野菜を加えたり

あっさりとした味付け、派手さはないけど飽きない食事といえば和食は無視できません。
ただ、ご飯だけとなると炭水化物だけになりがちですし、全体的に塩分が高いという食事であることも事実。
塩気が強いと水を欲します。
この辺も注意が必要です。

消化が良いだけにメンタルが弱っている時には癒しの食材になりますが、反面空腹も呼び込んでしまいます。
肉や魚があれば良いですが、生鮮食品を備蓄できるのかというと難しい。
そんな時に大豆ミートや乾燥野菜をオンするだけでも、オール炭水化物を防ぐことができます。

ドライフルーツも良い

加えて、食後のおやつにも注目したいです。
個人的にはお菓子も良いけどドライフルーツがかなり良いと思います。
ビタミン補給ができるほか、酸による疲労軽減もあります。

普段お菓子はダメという親は多いと思います。
災害時は仕方ない部分はありますが、普段あんなにダメなのに災害時はOKにせず、ドライフルーツを備蓄しても良いと思います。
食べ過ぎ注意ですが。

防災食にも栄養を取り入れたい。備蓄にも変化を。

繰り返しますが、炭水化物は決して悪くありません。

ただ、備蓄食材はほとんどが炭水化物。
炭水化物の消化良好(空腹を引き起こす)、エネルギーが手軽に補給でき(動かないのに必要以上のエネルギーを摂取)、栄養が偏りがちになる問題があるわけです。

ドイツやトルコ旅行に行った時に感じた体の質の違い。
筋量が全く違うのです。
日本食は注目されていますし良いと思います。
しかしながら、現在はタンパク質の摂取は関心毎の1つだと思うのです。

防災食は油断すれば炭水化物は増えていきます。
タンパク質、野菜、ビタミンなどをどうやって摂るかを考えていかないと手に入らない。

大豆ミートや乾燥野菜などのオンするだけで使えるフリーズドライ商品は注目していきたい。
もちろん、もっと手軽に使えて摂取できる商品があれば紹介していきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。