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災害で困るのが水問題だと考えると
水は生きていくためにとても必要なのはいうまでもありません。
我が家はペットボトルの水を用意していますし、風呂場に水を溜めています。
それでも長期化すれば不安は出てくるでしょう。
いくらあっても困らないけど、備蓄に限りがあるのも水です。
湯煎をどう捉えるか
先日、昼食をと思って缶詰を開けて気付いたことがあります。
湯煎しないと食べられなかったのです。
何度も食べているシリーズなのに湯煎しないのは初めてだったのか。。。
説明を読んでおけよって話ですが、防災用だからそのまま食べられるとは限らないということです。
ここでふと思ったのが、缶詰もそうですが便利なレトルトの取り扱いです。
調理済みで保存が効くレトルトは日常においても災害においても助かります。
最近フリーズドライキャンプをやっていて感じたのが、使用した水は蒸発はするものの基本的には全てお腹に入ります。
乾燥している食品に水を与えて戻す訳ですから当たり前なのですが、よく考えればフリーズドライは必要な水しか使っていないのです。
レトルトを温めると考えた場合、湯煎するための水が必要になります。
このお湯は次にも使えると考えれば再利用できますが、捨ててしまうとしても湯煎分の水は必要になります。
湯煎分の水を必要としないフリーズドライは水を使わない点から見ると優れていると言えますね。
ストレートのスープストックなども水を使わないという意味では良いのですね。
ローリングストックへの移行は水と加熱のバランスにあり
- 加熱せずそのまま食べられる
- 水を必要としない
- 常温保存
が、これまでの防災食の考えかた。
結果、炭水化物オンリー、糖質オンリーになった訳です。
これは食べられない時代にお腹が満たさせれいれば良かった時代背景がありました。
ローリングストックな時代に入りレトルトや真空パックなど、美味しくて保存が効く食品も選べるようになりました。
反面、加熱しなければいけないという側面も出てきていて、食事があっても水がないから食べられないという可能性も出てきました。
今までの考え方を否定せず、これからのローリングストックをうまく混ぜられたらいいなと思いました。
極力、水と加熱を使わずに食べられる。
要所要所にレトルトを取り入れたり、加熱しなくても食べられる食事を加える。
なるべく栄養も維持しながら、湯煎に頼りきならないメニューは何かと考えていくのが理想なのかもしれません。
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