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コールマンのランタンには灯油モデルがあるのをご存知ですか?
コールマンのランタンと言えば個人的にはホワイトガソリン。
近年はガスというイメージがありますが、アメリカ本国ではホワイトガソリンモデルとガスモデル以外にも、
- デュアルフューエルモデル:ホワイトガソリンとレギュラーガソリンが使える
- マルチフューエルモデル:ホワイトガソリンとレギュラーガソリン、灯油が使える、現在生産されていないかも
- 灯油モデル(ケロシンモデル):灯油が使える
など、色々な燃料に対応しています。
日本では燃料の入れ間違えやホワイトガソリンを売りたい、政治的な制約かもしれませんが、結果的にホワイトガソリンモデルとガス(OD缶)モデルだけ輸入されています。
今回紹介するのは639Cという現在生産されている唯一の灯油モデルになります。
開封〜マントル取り付け〜燃料入れるまで

現代的な箱でした。

中には本体とマントル、プレヒート用燃料ボトル

ケロシン(灯油)のマークが

ハンドルを引っ張ると屋根が外れます

中はこんな感じ。こんなに仰々しいのが必要かな。必要なのでしょうね。

上にマントルを取り付けるバーナー部、下にはプレヒート用の燃料カップがあります。

金の棒がジェネレーターでここで灯油が気化されます

マントルは#11というのが付属していました。

左が2マントル用の#21、右が今回使う#11

マントルをバーナーに取り付けます

余った糸は切ります

これでOK

燃料を入れます

ポンピングします。重くなるまで。

プレヒートカップにアルコールを入れます。ホヤガラスは外してありますが、こんなイメージ。

こんな感じで届くので実際にマントルが使える状態なら屋根は外さなくても良いです。このボトルHK500の純正ボトルよりも使えるのでHK500使いは是非入手してください。
着火します!
こちらは動画を作りましたのでご覧ください。
- プレヒートカップに着火(マントルのから焼きの有無関係なく)
- プレヒート(ジェネレーターを温める)
- 点灯
という流れになります。
防災的な視点からエネルギーを見ると灯油は魅力的

マントルの取り付け方法や取り扱いさえ教えれば小学生でも着火できるのが魅力
キャンプならトラブルで片付けられた、思い出になったかもしれませんが、防災的で見れば使えてナンボです。
防災におけるランタンについては3点がポイントになります。
- 燃料が供給可能か
電力不足に陥った電池なくなった、CB缶が売り切れてしまった、ホワイトガソリンやOD缶がアウトドアショップやホームセンターで調達できなくなった。
そんな時にガソリンスタンドで灯油を入手という選択が出来る、ポリタンクで常備しているだけでも運用できる可能性があります。 - 氷点下に耐えられるか
バッテリーとガスのデメリットは氷点下に弱いこと。
ガソリン、灯油、アルコールなど液体燃料は氷点下に強いというメリットがあります。 - 耐風性能があるか
特に東京は風が強いので耐風性能は重要です。
灯油は上記3点以外にもホワイトガソリンの1/10という価格や扱いが楽というメリットもあります。
防災がきっかけではありますが、キャンプにおけるメインエネルギーをガス・ホワイトガソリンなどから灯油に変えてから我が家のキャンプは燃料の調達やコスト面から劇的に楽になりました。
ライフスタイルに合っていたということですね。
基本的に燃料は自宅に常備してありますし、なくなっても近くの24時間営業のガソリンスタンドに行けば良いのですから。
加えてコールマンのという安心感

着火簡単&火力調整がし易いコールマン639c
安全性が高く、コントロールし易いコールマン。
驚くほどあっさり着火し、多くの灯油モデルが苦手とする火力調整機能がついています。
通常のメンテナンスがあれば数十年前のモデルでもビンテージにならないという耐久性も魅力。
これから合わさってコールマン=安心感に繋がっているのだと思います。
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