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夏に向かうのでCB缶中心としたOD缶も復活します!
アルコールや灯油など液体燃料を特集してきましたが、理由はコストと氷点下でも着火が可能だからです
灯油やアルコールは非常に安く、言ってみればどこでも手に入ります。
また、氷点下・・・現実的には5℃を切った時にガスや電気は不安定になり、場合によっては使えなくなることもあります。
気温の低下は想像以上に問題で、最悪死亡する可能性があります。
体温調整できない赤ちゃんやお年寄りは想像以上にダメージを与えるのです。
災害特集は沢山のサイトやSNSで発信しています。
勿論、尊重していますし、参考にしていますが、ガス缶のドロップダウン現象は誰も書きません。
この点についてはドロップダウンの専門家ではないけれど、キャンプも取り上げる当サイトだから書いていこうと思います。
東京でも厳冬期は氷点下に近づくのでドロップダウンは無視できません
1〜2月の厳冬期は東京でも氷点下に近づきます。
明け方にもなれば室内でも5℃を下回ることもあります。
そんな時にガス缶はドロップダウンと言う気化しにくくなる現象が起こり、ガスが満タンであっても着火しない又は火力が弱くて使い物にならないと言う現象が発生します。
キャンパーであっても知らない人がいる現象ですが、本当に着火しなくなるのは知らないと恐怖でしかありません。
ガスが入っているのに火がつかない、火力が上がらない、火力調整ダイヤルを上げても火力が上がらない。
爆発するんじゃないかって思う訳です。
せめて缶の種類だけでも伝えてほしい
東京であっても凍死する可能性を秘めた問題に触れずオススメするのは正直不満です。
着かない時の代替策を用意しておくべきなのです。
例えばアウトドアショップで売られているパワー缶という低温でも着火する確率があるガス缶を用意する。
感覚で申し訳ありませんが、-2〜3℃なら着火すると思います。
近年は100均でも売られているCB缶は安価なブタンガスがメインで詰められています。
イワタニガス缶になると高価だけど低温に強いLPガスがちょっと多めに配合されたり、パワー缶になるとLPガスの他にイソブタンガスなどが配合されてより低温に強くなります。
個人的には全て高価なパワー缶じゃなく、冬の間だけ全体の10〜20%位をパワー缶にするだけで良いと考えています。
ガス缶は色々な場所で入手できますが、
いくら揃えても燃料が入手できなければ着火できません。
東京でCB缶(カセットボンベ缶)と言えばスーパーやコンビニあたりで手に入りますが、鍋や焼き肉などカセットコンロでCB缶を使えば売場から消えていきます。
そんなタイミングで災害が起これば売場に一番最初に到着した人だけが恩恵を受けられます。
つまり買い占めです。
ホームセンターが殆どない都心では、ガス缶をストックしていなければ、ガス缶のストックが尽きたら次の入荷は遥か彼方だと想像しますから、あっさり手足をもがれてしまうかもしれません。
冬はリスクが大きいCB缶ですが、夏を中心にした3シーズンはやはり快適
とは言え5℃を下回らなければ問題なく着火するのがガス缶です。
ここでは細かく書きませんが、プレヒートがない、安定している、カセットコンロなど身近で使ったことがあるCB缶は便利ですよね。
災害時には楽・簡単というのはとても大切なキーワード。
使い慣れたガス器具はどんどん使いたいものです。
そして夏を中心とした3シーズンはCB缶の消費も落ち着きますから、どこのお店でも手に入ります。
備蓄しておくのは基本ではありますが、いつ使うかわからないガス缶を限りある東京の住居にストックできるのには限りがあります。
大体1週間分、1日の使用時間を想定×7日用意しておくと良いと思います。
ガスも炎上する
既に気化しているガスは着火すればそのまま燃えます。
ただ、ガソリンより安心かと言われればそれほど差がないと感じます。
むしろ、ガソリンなどの液体燃料は燃え上がる可能性があるものとして取り扱いますが、ガスは燃え上がらないという前提で使っている。
その方が危険だと思うのです。
周りにモノを置かないのは当然ですが、袖を捲るなど対策してお使いください。
気づけば液体燃料系の火器ばかりになってしまいましたが、ガス缶は処分する予定はありません。
今年の夏はガスも復活してキャンプを楽しもうと思います。
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