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近年は梅雨の季節に台風到来〜線状降水帯も
子供の頃はあったかなあと思う現象の1つに梅雨+台風があります。
梅雨は梅雨、夏になり、後半に近づくと台風が来る。
そんな子供時代を過ごした記憶があります。
近年は2つが重なるので、妙に荒れたり、早く梅雨が終わったりと不安定だと感じます。
今年は梅雨入りと同時に台風がやってきました。
6月2日〜3日には関東にも大雨が降るそうです。
更に線状降水帯という聞きなれない言葉が出てきました。
これは強い雨雲が線のように連なる現象だそうで、雲は移動するものその地域で考えるとずっと大雨にさらされるということ。
対策は専門家にお任せして、我々が想像できることをやる
今から備えるというのは難しい。
でも、できる限りのことはやっておきたい。
最近は洪水について詳しい人がいますから対策については、専門ページを見ていただくとして、当サイトでは予想と想像という視点から考えていこうと思います。
①ハザードマップは見ておきたい
まず、見ておきたいのはハザードマップ。
区や市町村のホームページにありますし、ネットでも検索できます。
これは荒川区の洪水ハザードマップ。
最初に検索しました。
理由は、
- 荒川=川沿い=溢れる可能性
- 荒川=荒ぶる川=氾濫
- 下町エリア=標高が低いから
と想像したからです。
海に近い、川沿いから想像したわけです。
道1本変わると洪水エリアから外れることもあるので、道路単位で見ておきたいです。
色が付いていれば問題が発生する可能性があるので対策を取ります。
②ハザードマップから地形を把握する
最初に考えられるのは逃げたい場所に逃げられるか?です。
防ごうなんて思わないで逃げるんです。
③逃げ道とタイミングを測る
多くの人は膝下で動けないし、腰下まで浸かったらほぼ身動きできません。
何より体温が奪われていくので、体力の消耗も酷くなります。
周りの状況を見ながら逃げるタイミングを図りましょう。
④土嚢などで水の侵入を防ぐ
数センチの浸水なら土嚢で防ぐことができるかもしれません。
可能なら用意した方が良いと思います。
最近は水を吸って膨らむ土嚢なんてのもありますので活用したいです。
⑤床下浸水の可能性があるなら、2階に持ち上げる
水没の可能性があるなら濡れてはいけないものを2階に持ち上げるのも1つです。
⑥バケツの用意も
地味ですが、バケツも効果があります。
10Lが使いやすいです。
⑦ポンプの動作確認
地下物件にはポンプが設置されていることがあります。
これが月1で動かしていないと大体壊れます。
動くか確認した方が良いと思います。
⑧ゴミ袋と雑巾
水没を防いだり、濡れて使い物にならない物を処理したりします。
多くは45リットルで間に合いますが、90リットルも便利です。
東京は平時に強く有事に弱い×2乗、だから2テンポ早い判断を。
4人に1人は東京に住んでいると言われます。
10人に1人は新宿か渋谷に居るのではないかと思います。
- 逃げる際には下に降りることからスタートし、エレベーターと非常階段の争奪戦。
- 停電したら非常階段に全フリ。
- 屋外の非常階段なら滑って上から人が降って来るかもしれない状況。
- 降りる途中で流れがストップ。
- 道端に人が溢れていて地上に降りられない。
- ストップしても上から人は押し寄せる。
- ドミノ倒しか、押されて落下。
- 無事に地上に降り立ったら逃げるがスタート
4人に1人が住むということはこういう事ではないでしょうか?
私の故郷なら8からスタートですが、東京ではその前に沢山のハードルがあります。
その問題を4人が取り組まなきゃいけないという事です
地下鉄にいたなら地下から地上に出ることが優先されますが、濁流が流れ込んでいるとしたら足を取られて動けないし、先頭は雨のために立ち止まり、後発は逃げたい気持ちから押す。
渋滞に巻き込まれない唯一の方法は先頭は追いつかれずに逃げ切り、後発は押さないように我慢するのですが、できるのかというと助かりたいという思いから押すのでしょう。
つまり如何に人と関わらないで行動できるかにつきます。
2テンポ早い判断をすることが大切なのだと考えます。
職場なら早い帰宅または、ピークをずらして帰宅するなど基本的な事ではありますが、更にメリハリをつけた判断が必要となりそうです。
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