エバニュー ブルーノートセットEBY639は想像の斜め上を行く実用派のアルコールストーブだった!



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防災的には手を出してはいけないと思っていました

エバニュー ブルーノート。

こう見えて防災を主軸とする当サイトには不要と思っていたアルコールストーブです。
防災的には極めてキワモノだと思っていたからです。

ただ、

  • ULギアとして優秀なこと
  • アルコールストーブの旅も折り返しした
  • 防災的に使えるかをテストするんじゃなかったのか

という色々な理由が重なり、そろそろ良いかと思ってきたのです。

スタンダードは始祖トランギア、ちょっと高火力ならエバニュー、更に高火力ならリクサダが現実的。
ロングライフならタトンカ、トランギアタイプの資源を生かしたいならガオバブで大体OK。
ブルーノートの需要は?
何しろ軽量コンパクトですから、それだけで使える方法もあると思います。
気になるところです。

開封

エバニューはシンプル過ぎていつも緊張します

中にはお店で見慣れたぐい呑みが。

中に入ってたのは本体とプレヒート用のプレート。プレートが必要ということは本燃焼までで時間がかかるということ。

というのはサードバーナータイプだからです。サイドバーナータイプは本燃焼まで長いことが多いので一気に本燃焼に持っていくということですね。サイドバーナータイプということはこの上にクッカーを乗せられます。

この上にクッカーを乗せる???

恐ろしくシンプルが外観です。

燃料用アルコール15mlを入れて着火してみました!

エバニューブルーノートストーブは15ml以上入れてはいけないと書いてあります。
燃料が溢れ火傷などを引き起こす可能性があるそうです。

プレヒーティングプレートなし

最初はなしでやってみます。

着火!

35秒。本燃焼へ。

45秒。本燃焼に入りました!

ドラマチックな炎です。

3分。安定しています!

3分50秒。鎮火へ向かいます。

4分5秒。鎮火しました!

プレヒーティングプレートあり

次はありでやってみます。

着火!

 

30秒。一般的なアルストよりも早く本燃焼に達しました!

40秒。かなり強くなりました!

本燃焼の基本形態はこんな感じ

3分45秒。急に鎮火へ。

3分55秒。鎮火。

感想

  1. プレヒーティングプレートがなくても本燃焼までの時間の差はない
    5〜10秒程度、本燃焼に到達するのが早いという程度でした。
    どちらかというとアルコールの吹きこぼれの受け皿として考えた方が良さそうです
  2. 意外と実用的
    一般的なアルストと比べても本燃焼までの到達時間が早い。
    ギリギリまで本燃焼し鎮火までダラダラしない。
    4分燃えるのでカップラーメンの湯沸かしようと考えれば充分。
  3. 横風にかなり強い
    サイドバーナータイプだからか横風にかなり強いです。
    かなりの強風でも風が当たった面は消えますが、反対側は消えずに残るので、強風が落ち着けば着火作業がなく復活します。
  4. サイドバーナーなのでまあまあ径があるクッカーが欲しい
    横から炎が噴き出すので径があるクッカーが欲しいです。
    上に乗せられるので五徳が不要。
    横風で消えることはそうそうないと思いますが、風防はあると吉。

思いのほか高火力?なブルーノート

先日キャンプで子供と点火式をしました。
意外と火力があり驚きました。

ポイントは15mlというアルコールの量が決まっているので、半合の炊飯と400mlのお湯を沸かす程度しか使えないというポイント。
カップラーメンのお湯が沸けばOKと考えるならバッチリなアルストだと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。