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あまり知られていない?灯油とアルコールの世界
優劣を決めようなんて話ではありません。
その人のスタイルによって何が良いと決まるものですから。
ただ、灯油ギアとアルコール系ギアのモデルってあまり知られていないのかな?と思い、普及活動をしようと思いました。
灯油とアルコールの特徴
- コストが安い
灯油1L120円
アルコール1L900円
ホワイトガソリン1L1200円
ガスOD缶460ml1200円
なのですが、
最高照度のペトロマックスHK500で1L8時間→120円
ホワイトガソリン600mlで8時間→720円
ガス缶460円×2本で8時間→2400円(ノーザンノバなら)
と結構差があります。 - 灯油の引火点は40℃、沸点は170℃〜250℃なので常温ならば発火しない
アルコールは11℃で引火、470℃で発火しますが、実質炎を近づけないと火がつきません。
ですが、近年の夏は40℃に達することもあるので、日陰などで保管したいものです。
実質5℃以下で火力が弱くなるガスと違い、冬は滅法強く、元気です。 - 着火時のボンがない&少ない
灯油や燃料用アルコールなどを液体燃料と呼びますが、液体燃料の着火の仕方は基本的に焚き火と同じ。
メラメラと燃えていきます。
アルコールは少々ボンとなりますが、一度に使う量が少量なのでとても小さい。
これに慣れているとガスのボンは少々恐いと感じます。 - ゴミの量が少ない
これも液体燃料に慣れていると感じますが、灯油とアルコールはゴミの量が少ないです。
普段1泊キャンプでは大型ランタン2台+灯油バーナー1台+アルコールストーブ1台で行くので灯油2Lとアルコール500mlを持っていきますが、自宅にある灯油ポリから2Lポリ、4Lポリから500mlボトルにに移して持っていきます。
帰りも容器は減りませんが、毎回同じ容器を使うので増えも減りもしないのが好きです。
これをガスでやろうとすると、OD缶4本+CB缶3本という感じでしょうか?
ガス缶容器はスチールですからまあまあ重く、原則使い捨てになるので、キャンプ場で捨てられればゴミは減りますが、多くのキャンプ場は持って帰るので、ゴミもまあまあ増えます。
液体燃料はズボラ向き?
と色々書いてきましたが、書いていて気づいたこと。
- オペレーションを楽したいキャンパーはガス
ガス使いにはオシャレキャンパーが多い気がする!
オシャレご飯やマメに動けるキャンパーさんも多い気がする! - モノを減らす方向で楽したいキャンパーは液体燃料
設営・撤収を楽したい - 更にコストダウンしたいキャンパーは灯油・燃料用アルコール
ランタンもバーナーも一度つけたらつけっぱなし、料理も簡単で鍋みたいなメニューが多い。
チーズフォンデュ好きの我が家は一度付けたら1時間つけっぱなしみたいなスタイル。
ズボラ???
そうか!
着火消化の頻度が多いキャンパーはガス、頻度が少ない、というか面倒?なキャンパーが灯油になるのかも。
キャンプに行ったらあれこれやりたいですよね、普通。
我が家はズボラ系キャンプだったことが何となく判明したところでこのログを終了します。
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