Contents
毎日が発見と学び
なんて啓発本のような書き出しですが、実際好奇心だったり仕事だったりで多くのことを学んでいるなと感じます。
知ったつもりでも知ったかぶりだったり、まだまだだったり。
このブログを書き出す時に恥をかくためにやろうと決めました。
あくまでも1人の人間の視点ですから、間違い、勘違い、誤解、偏見に満ちたログになるだろう。
だけど、書き続けていると、アップデートされ、多角的な視点が養える。
なんでこんな事を書いているかというと、日々感じること(発見)と理論(構造を知る)を結びつける作業は防災に役立つと思ったからです。
「アイスコーヒーを氷抜きでお願いします!」
日常でどこでも聞かれる注文方法ですが、とても疑問に思うのです。
薄まる、コーヒーの量が減る、冷えすぎる、理由はあると思います。
でもそれって、理論的には「香理のない詰まった味わいのコーヒーください」という意味になります。
何故ならアイスコーヒーは溶けた氷の水を楽しむ飲みもの。
溶けた氷の水がコーヒーと混ざり合うと、香りが立ち上がり、伸びやかで清々しい味わいに変化するからです。
アイスコーヒーは単に冷たいコーヒーではなく、ホットティーとは異なるベクトルの飲み物なのです。
暑い夏を癒してくれるのは温度だけじゃなく、香りや味わいという要素もある。
それを放棄してしまうのは勿体無い。
そういう意味では「癒されたくない、リフレッシュしたくない、水分だけください」という意味にも取れてしまいます。
感じたら理論と結びつける
うっせぇわ!
確かにその通り。
だけど、冷たいコーヒーが香りと味で癒される飲み物って知ってたら毎日が変わるじゃないですか!
この飲み方は、ウイスキーのロックも同じだったりします。
氷にウイスキーを注ぐ、溶け出した氷の水がウイスキーに混ざりはじめるとふわっとウイスキーが香り出します。
そしてウイスキーが伸びやか軽やかになりスムースな味わいに変化します。
最近のキャンパーさんはウイスキーを持ってることが多いので一度やってみてください。
ハイボールも良いけれど、ロックもなかなかですよ。
ストレートはどちらかというとホットにカテゴライズした方が良さそうなので省きます。
この効果を利用しているのがアイスコーヒーなのです。
何でこんなにくどくどと説明しているかというと、感じたことの多くは理論にも当てはまってるから。
20%を揃えただけで災害80%は乗り切れない
普段から感じた事をそれってこういうこと?と理論に当てはめていく。
この積み上げが災害に効果的だと考えています。
インスタで出会う多くの防災管理者、防災メーカー、販売店から素晴らしい知識やグッズが日々紹介されています。
一番恐れているのは慢心過信。
これを備えていれば安心だ、知識を得たから安心だという思うことが一番恐い。
カメラのオートフォーカスはカメラにとってオートなのであって、人間にとってオートではない。
この理屈が理解できると話がわかりやすいかもしれません。
パレードの法則でなぞると防災普及者が提供してくれる情報やグッズは20%、他80%は自分次第、その場次第としたら?
彼らの意見で自分達の近いスタンスや考え方の人を見つけ、サービスを利用してみる。
そこからここをもうちょっとと変えてみる。
大切なのは備えて安心することではなく、生き残ること。
限られた時間と財力を使っていつ来るかわからないその時のために用意するのですから、今を楽しみながら備えていくのが良いのではないかと思うのです。
コメントを残す