「9月1日は防災の日」に寄せて



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日常と災害をバリアフリー化

今年に入ってから取り組んでいるコトの1つに日常と災害のバリアフリー化に取り組んできました。
言葉を変えれば災害に中に身を置く生活というイメージ。

防災発信者の多くは災害を特別のように扱いますが、日常から災害はあるんだという体で生活を行う。
理由は単純で、現場では準備9割(現場によって割合は変動すると思います)と言われるからです。
臨機応変が求められるであろう現場において準備と計画は重要よ。

日常で例えるなら早起きは三文の徳なんてのもそうでしょう。
寝坊して、慌てると、1日うまくいかないものです。

日用品やキャンプグッズ使われるグッズを防災グッズに流用

海抜表示の見方、わかりますか?

災害の中に身を投じていると、凄い進化を遂げる日常に取り残されている防災グッズの世界。
仕事、家族構成、体力、年齢など複雑に絡み合い変化しているのに防災グッズが変化していないのはおかしいと感じます。

だからこそ日々進化する日用品やキャンプグッズを防災グッズに流用します。
正しいのは誰にとって正しいのかという事です。

また、日常生活で見かけるものを利用した防災活動なども紹介してきました。

  1. 非常食を試食する:インスタグラムで非常食を食べた記事を書いたら非常食を食べ始める人が出てきました。
  2. 海抜紹介:東京には至る所に海抜が表示されていますが、海抜10m以上なら安心だが海抜5mだと津波が少々不安だということをインスタで見かけたことがありません。
    津波が心配な場所にいる場合、押し寄せる津波から逃げるためにポータブルバッテリーが必要か
  3. 虫よけならぬ虫集め:発想の転換で光に集まる虫の習性を利用して、大光量ランタンであえて別の場所に集まらせることで人から遠ざける

など、言ってみれば日々防災訓練を行なってきました。

ないものは出てこない

津波が発生したら来るかもしれません。津波のスピードから逃げるために必要なのはポータブルバッテリー?

以前、お世話になった人に「ないものは出てこない」と言われました。
その時は感想を求められたのですが出てこなかったのです。

防災についても同じで、準備していない人には対応できないのです。
それはモノの準備よりもコトに対する知識の方が大きい気がします。

同じ年月を生きながらできる差。

3.11を経験したのにその後の人生を変える人もいれば全く変わらない人もいます。
同じ場所にいながら大きく変わるその後。
感じないなら変化はありません。

変化するなら物理的に、が我が家の家訓。
気負いと根性は捨てて変化させたい。

日々行なっていれば防災の日は不要です。
そんな日が来るように当サイトでは毎日防災訓練を行い、いつでも対応できる体制を整えていこうと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。