Contents
約20年ぶりの片貝花火大会へ
正直、もう行けないと思っていた片貝花火大会。
結婚して、仕事も子供も時間を費やす中で自分の時間はないだろう。
ですが、ひょんな一言から今回の新潟ツアーに行くことになりました。
花火=音
かれこれ30年の付き合いの片貝花火大会の最大の特徴は音にあると思っています。
多くの花火大会が美しさを競い合いますが、片貝花火大会は音の花火。
尺玉でもきっちり音で表現します。
世界最古の花火大会なので、打ち上がる花火はクラシカルで、3時間という長い時間は間延びすら感じるのも事実。
ですが、他にはない音表現。
片貝とそれ以外で分けられる程の音は必聴なのです。
3尺以上になると必ず打ち上がるとは限らない
片貝花火は3尺玉、4尺玉が打ち上がりますが、恐らく一般的に打ち上げるのなら2尺玉が限界なんじゃないかと思います。
例えば4尺玉は120cmの花火の玉に5トンの火薬を詰め、地上800mまで打ち上げ、880mの花を咲かせます。
レクサス2台分以上の火薬を800m上空まで飛ばすという離業。
何度か不発を目撃したこともありましたし、今回も3尺玉が一発不発でした。
こんな事態をサポートするのが消防車。
新潟全ての消防車が集まってるんじゃと思わせる台数です。
上空で開く花火の下で万が一に対応する消防車。
わあ綺麗では済まされない緊張感をワクワクと祈るような気持ちで受け止めます。
時間にお金をかけられるようになった
20年前と一番違ったのは時間にお金をかけられるようになったなあということ。
全ての人に唯一平等な時間にお金を使えるのは個人的に目指してきた部分なので成長したと感じています。
今回のツアーは、毎年遅い夏休みの我が家で、子供が発した夏休み作文が書けないが発端。
何気なく言った花火大会に子供が反応し、祖父母が反応。
となると道端で花火大会を観られないし、日帰りも現実的ではない。
そんな流れから桟敷取得の一泊ツアー。
若かりし頃はどうやってコストを下げるかばかり考えていましたが、ここにお金を投入できるようになった。
まだまだ、完璧とはいきませんが。
これは防災活動も同じ。
お金に時間を費やすのではなく、時間にお金を使うという意識が大切なんじゃないかと思っています。
コメントを残す