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暑い夏に向けて入手したテントでしたが、9月になっても快適!
まさか9月になって紹介することになるとは思わなかったコールマンツーリングドームエアーLX+。
東京の災害を模索している当サイトですから、景色が良い場所にも、避暑地にも、高規格キャンプ場にも縁がありません。
キャンプ場には申し訳ありませんが、トイレがあればOKの素朴なキャンプ場に行きます。
最近はソロでも行くことがあり、出来るだけコンパクトにしたかったというのは半分当たってますが、実は暑さ対策というのが本音。
先日、子供と行った時に暑すぎてテントで寝られない、外で寝ると言い出し、外で爆睡されました。
今までは使っていたテントは格安の高気密テントで、暑さ対策に本気で取り組まないと熱中症になると判断。

5kgちょっと。アルミポールにすればもっと軽量になります。
まずはソロ用にと入手したのがツーリングドームエアーLX+なのです。
ドーム型というのもそうですが、「ダークルームテクノロジー」「エアー」という夏対策をしているテント唯一のシリーズということで興味があったのです。
組み立てます
未開封のまま持っていき、キャンプ場で初組みだったので多少怪しいです。
それからペグは標準ペグを使わずチタンペグを使用しています。

インナー、フライ、ポール、ペグというシンプルな構成

インナーを広げてポールを十字に。よくあるパターン

奥側からポールを入れていくのですが、スリーブがありがたい。楽です。

手前はピンにポールを差し込むやつ

ポールにフックを引っ掛けるとあっという間に立ち上がります。

上部のフックは交差するポールの上側に引っ掛けます。

フライシートを支えるグレーのポールを組みます。

フックをかけます

ピンに差し込みます

背面にポールを差し込みます

フライシートをかけたらフックをポール側にリングに引っ掛けます

前と後ろはペグが必要なのでペグ打ちます。打たないとフライシートがダブつきますが、使えない時は仕方ないし自立しています。
湿度がすーっと抜けていく換気能力が素晴らしい

内部ツアー。ダークテクノロジーにより遮光という名の漆黒の闇。
外気を遮断するテントだと思っていたのですが、ちょっと違いました。
使ってみると断熱以上に湿気をコントロールするのに長けいるという印象を持ちました。

サイドにはベンチレーションが。網も大きめで吸気能力は高いです。
ファミリーテントのように広くはないので、入ると温度と湿度が一気に上がります。
違うのはここからで、サイドから取り入れた空気を上部のベンチレーションから逃すという点。
これにより、こもった熱が上から排出され、数分で平常運転になります。

前後面はメッシュになります。
溜まった湿度が抜けていく体感。
これは想像以上にビックリです!

上面に3つのベンチレーションがあります。これで熱気が抜ける!
入った瞬間に結露が発生しても数分後には消えてしまう程の空気循環性能はダテじゃありません。
フライシートも結露しますが、結構早めに消えました。
スカート付けたら空気が循環しない
スカートがないから冬に使えない、フライシートが小さいという記事を読んだので一言だけ。

下から冷たい空気を取り入れ、上から温まった空気を排出する、という構造。これで空気を積極的に循環させる仕組み
このテントはサイド(下)から外気を取り入れ、上部から内気を抜く(排出)する構造です。
その為、スカートを付けると外気が遮断されるので、熱は排気されなくなります。

スカートを付けたら吸気口を塞ぐので排気されなくなります。
つまりスカートがあったら室温下がらないのでエアーって名前が付けられないということです。
災害用なら自立するドームテント
先日、こんなログを出したのですが、要は東京のいかなる場所、コンクリートの上でも張れるテントはドームだけという内容です。
ドームテントの魅力の1つに組み立ててから移動できるというのがあります。
ワンポールもトンネルも好きですが、ペグを打たないと自立できないという問題があります。
風を考えたらペグを打つのは当然ではありますが、コンクリートしか建てられない状況の場合お手上げというのは避けたい。
LX+もフライシートを固定するのにペグは必要ですが、なくてもとりあえず立ちます。
最近出てるドームは完璧ですが高額です。
我が家には予算オーバー。
特売で2万強で買えるだけでありがたいのです。
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