Contents
完全に好みの世界ですが
オイルランタンと言えばフュアーハンドとデイツのツートップなんじゃないかと思います(異論は認めます)。
昔からある信頼性と操作性が素晴らしいハリケーランタンと言われるモデルです。
若かりし頃のキャンプ時代は知らなかったオイルランタン。
近年のキャンプブームがなければ知らなかったかもしれません。
理由は単純で田舎でキャンプ=ホームセンター=コールマンor無名ブランドだからです。
キャプテンスタッグも知らなかったくらいですから。
マイナーズランプも素敵ですね。
ブームには特徴がある
ブームのスタートからピーク、終焉に向かう頃までは華やかなモデルが矢継ぎ早に登場しますが、終焉に近づくにつれて落ち着いたモデルが登場するのはキャンプの世界も同じ。
落ち着いたモデルというのは「やっぱこれだね」みたいな感じで、斬新さというよりもスタンダート感漂うモデルのことです。
ゴールゼロは斬新でしたが、新たなスタンダーを生み出したから残ってるという感じ。
残るキャンパーはいつの時代も同じ、無理なく楽しんでる人が残るという感じでしょうか。
個人的にはブームは大切だと思っていて今回紹介するオイルランタンなんて絶滅危惧種枠だったと思います。
そういうモデルを取り上げてくれる人がいて延命、再発見してくれるというのは大切な事です。
終焉に突如登場したオイルランタンたち
キャンプブーム終焉と聞くようになってから登場したのはこの3種?
レイルロードランタン、トワイライトオイルランタン、FUTURE FOX オイルランタン
言ってしまえばレプリカ・復刻ですが、こういうモデルが欲しかったという事でしょう。
実際スペックで測れない良さがあります。
では、どのモデルが良いのでしょう?
フュアーハンドを選びます
フュアーハンドとトワイライトオイルランタンを並べて眺めていたらハッキリとフュアーハンドが良いと感じてしまいました。
これからもトワイライトランタンは使いますが、フュアーハンドメインになるでしょう。
その理由は当サイトの目的である「東京の防災を考える」に由来します。
- 風に強い構造とデザイン
ハリケーンでも消えないランタンという名前の通り、強風でも消えないのがハリケーンランタンの特徴。
それを支えているのが構造とデザインです。
ちょっと風がふいて倒れるのは嫌です。 - シンプル極まりない操作性
小学生が使える簡単な火器。
親の見守りは必要ですが、簡単着火はメリットです。 - 光質
優しく包み込む光、丸く優しい光の形。
癒しをくれる光 - パーツの供給と価格
大体は自分で補修できるパーツ点数と供給。
それでもダメなら買えば良い価格。
大きく分類するとこんな感じになります。
トワイライトランタンは明るいランタンですが、エネルギーに満ちた光で癒されるか?と言われるとそうでもない。
風には強いですが、倒れる可能性があります。
パーツ供給も価格も少なく高額というのも、個人的には優先順位は上がらないと思っています。
ペトロマックスHK500使ってるじゃないかと言われそうですが、あの光量と光質を生み出す+燃料代を考えたら高額と言い切れません。
灯油故のゴールドに輝く光は癒しと頼もしさ感じる、良いランタンです。
オイルランタンから繋がる防災へのアプローチ
東京の防災を考えるサイトという意識や基準はキャンプに対しても良いアプローチをしてくれます。
そもそも選ぶ人間が同じなのだから防災とキャンプで基準が変わることはないのです。
- 東京名物の強風突風対策
- 部品がなくて使えないを防ぐ一体型
- 災害時は冷静な判断ができないだろうから説明をしなくても小学生が使えるシンプルな機能
つまり、災害時でも使える道具かという基準で選びます。
これは災害道具でキャンプはできるけど、キャンプ道具で災害対応はできないという理由に由来します。
ラリーカーでF1参戦できるけど、F1カーでラリーは参戦できない(ドライバーも同じだそうです)と同じ感覚で良いと思います。
必ず災害からキャンプ道具を見つめる。
ここから外れた選択は原則していません。
コンパクトにはならない、組み立てる喜びもない、操作する面白みもないというセレクトになりますが、設営よりもぼーっとする時間の方を優先したいので、キャンプであっても我が家はそれで良いと思っています。
我が家はデカくて重くても確実に使える一体型を選びますが、コンパクトじゃないとと思う人は多いでしょう。
それは性格や好みによるものが大きいと思います。
近年、防災へのアプローチが高まっています。
そこにブームの香りを感じています。
ブームが去ったら焼け野原になります。
その時の頼れるのは、これまでの自分の経験とそこからの予測だけです。
これは天性のものではなく、見ようとしてきたか?です。
防災は自分自身のため、そして家族のため
防災の目標は誰かのせいにしないです。
アイツが悪いと言っても亡くなった家族は戻ってきません。
その為にできる準備を。
コメントを残す