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最も原始的で確実な冬対策は「自力」
自力=エネルギーを必要としないものとここでは仮定します。
電気が使えれば全く問題ないのですが、電気が使えなくなったらどうするか?
電気が使えなければ、バッテリー、カセットガスなどになるかと思いますが、一般的にバッテリーは氷点下、ガスは5℃を下回ると出力が下がり出し、最悪動作しなくなります。
現代には寒さ対策をしている商品もありますが、それらを所有しているかは分かりませんし、防災のために買い替えられるかも分かりません。
普段使っている家電なら使えなくなったら買い換えるでしょう。
しかし、いつ起こるかわからない災害のために今すぐ買い替えられるかと言われたら、何かのタイミングで対応している器具に買い換えすると答えるのではないでしょうか?
エネルギーというのが限りがあります
ホームセンターがない東京でカセットボンベを入手しようと思ったらコンビニ、スーパー、一部の100均(安全のために用意していない店舗もあります)。
売場に数本だけということを考えると多くはストックできないと想像します。
1ケース12本だと1ケースだけの仕入れなのではないか。
ということはMAX12本という店舗は多くあるのではないかと想像します。
災害が起こってすぐに本数制限なんてかけられませんし、そんな規制も突破して売場にはなくなるのでしょう。
と考えると、エネルギーに頼らず自力対策は一番シンプルな方法だと思います。
寒さは命に直結します。
ご自身の生活スタイルに合わせて選ぶのが一番ですが、キャンプをする我が家の自力冬対策グッズを紹介します。
我が家の自力で冬対策なグッズたち
我が家で用意している自力エネルギーな冬対策グッズです。
お住まいの環境や関心、重要ポイントは人によって違います。
参考なれば嬉しいです。
羽織る、かける、敷く
軽くて温かいダウンは魅力的ですが、高価だったり、故に荒い使い方に躊躇してしまうことも。
近年は化学繊維でも暖かく軽い商品がありますので、その辺も視野に入れると良いかもしれません。
SOLエマージェンシーブランケット
ペラペラのシートにアルミを貼ったものなのですが、体温の80%を反射させるだけあってなかなか暖かいです。
最近では100均でも手に入りますので、ポケットに入る暖房グッズとして是非持っていて欲しいです。
防災毛布
現在入手中ですが、災害時に配られる毛布です。
難燃で雪中キャンプでも使えるという噂を聞いて導入を決めました。
届いたらテストしてみようと思います。
電気毛布
コードレスではありませんが、消費電力が少ない電気毛布はあると良いですね。
ポータブルバッテリーで動く掛敷兼用タイプ。
1泊なら使えます。
寝具系
温かいと言えばダウンシュラフですが、ダウンシュラフには当然デメリットもあります。
①水に弱い②地熱の影響を受ける③丸洗いできないものが多い
化繊シュラフはこの辺をクリアしているので、我が家のように自動車でしかキャンプに行かないならアリなのです。
よく、数値よりも+5〜10℃が適正言われるますが、我が家では-10〜-5℃の適正温度仕様を選んでいます。
モンベル シームレスバロウバッグ#1
モンベルのシュラフ(寝袋)と言えばダウンハガーを代表とするダウンシュラフが有名ですが、化繊シュラフもなかなか高性能です。
ストレッチする構造になっていて伸びができるのは良いですね。
現在、サンプル体験は済んでいて#1を取り寄せ中です。
子供用に。
スナグパック スリーパーエクストリーム スクエア ライトジップ
安くて高性能の代表がスナグパック。
軍隊でも使っているという通り、シンプルながら肌触りや質感を満たしながら、雑に扱えるのが良いですね。
快適温度-7℃。
ニーモ(NEMO)スイッチバック
キャンプを始めて入手したマットですが、なかなか良いです。
地面の凹凸を吸収し、地熱をカットする非凡な性能があります。
マットとコットは寝袋並に重要と考えています。
ネイチャーハイク(Naturehike)エアーマット
自動傍聴なのでインフレーターマットだと思うのですが、エアーマットと書かれています。
5cm厚なので、最近流行りの10cmの寝心地には敵いませんが、これはこれで良いですよ。
ムーンレンス(Moon Lence)コット
マット以上に驚いたのがコットでした。
地面から浮いているので地面のゴツゴツと地熱から解放され、寝心地が著しく改善しました。
地面から解放される革命なので、是非試していただきたいです。
カイロ系
全身を温めるのは難しいものの、貼り方で劇的に変わるのがカイロ。
脊髄や太い血管に添わせると体全部が暖かになります。
使い捨てカイロ
ローリングするので結構商品が変わります。
貼るタイプが狙った場所に収まるのでオススメです。
ハクキンカイロ
使い捨てカイロの10倍以上の熱量と言われるハクキンカイロ。
ベンジンを使いますが、1本で1ヶ月使えるので突然の災害でも使えると思います。
赤外線効果で温めるので効果は絶大。
ただ、部屋では暖まりすぎるので1日屋外にいる人にオススメです。
停電後の世界に対応するために
電気は平時には頼もしいのですが、有事になった途端絶望的になることがあります。
スマホなど便利なものはバッテリーである程度なんとかなりますが、電力を使う加熱器具が電力不足で使えなくなります。
停電後の世界に対応するには原始的&コードレスなグッズで対応するしかありません。
当サイトではポータブルバッテリーはUSBで繋げるもの、AC100Vは他のエネルギーに切り替えて考えてみてはいかがでしょうか?と提案しています。
その1つが灯油です。
灯油の魅力は、
- ガソリンスタンドで手に入り(スーパーやコンビニ以外で手に入るエネルギー)
- 値段も比較的安く
- パワーがある
というのが挙げられます。
家電はリーズナブルですが、3日間の運用を乗り越えると考えると電気よりも導入のハードルが低くなると思われます。
2023年は夏がとても暑かった。
ということは冬がとても寒いかもしれません。
一般的にガスカートリッジは5℃を切ると火力が弱まったり、点かなくなったりと不安定になります。
その点灯油やガソリンなどの液体燃料は-10℃でも元気そのもの。
一般的に防災普及者はカセットボンベを防災に加えなさいと呼びかけています。
在庫&売場が少ないであろう東京ではカセットボンベが不足する可能性があります。
そんな状況で登場するかもしれない灯油ランタン。
皆様は寒い冬に暖があるかを想像してみてください。
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