11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」



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11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」です

安政元年11月5日に起きた安政南海地震(M8.4)で、稲に火を付け暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを避難させて命を救ったという逸話にちなんで定められたそうです。

また、2015年12月の国連総会で142 カ国が共に提案し、11月5日を「世界津波の日」として制定する決議が満場一致で採択されたそうです。

初動が全てと言って良い津波

逃げる

とにかく逃げる、回避する。
津波の対応はこれだけなのではないかと思います。

逃げる、回避する為に必要なのは時間。
1秒でも早く行動することに限ります。

  • 地下から地上に移動する
  • 海や川から離れる
  • 高台に逃げる
  • 丈夫と思われる建物(ビル)にのぼる

東京は内海なので津波は届きにくいと言われています。
ただ、荒川なんて河川名がある通り、川沿いを登っていく可能性が高いのです。

この時期になれば専門家による津波回避の情報が出されると思いますので、一読されると良いと思います。

津波が来る確率を把握できる海抜

夏本番!出先の海抜を見ておきましょう!

街を歩いていると海抜表示を見かけることがあります。
この海抜が津波の来る可能性を予想できるのです。

  • 10m-:安全
  • 5m-:注意
  • -5m:要注意

別の言い方をすると

  • 山の手エリア:比較的安全(山だから)
  • 下町エリア:比較的注意(下だから)

「9月1日は防災の日」に寄せて

これはあくまでも津波の話です。
東京は全エリア危険と言っても過言ではありません。

  • 火事が広がりやすいエリア
  • 洪水が起こりやすいエリア
  • 地震が起こりやすいエリア

など、特徴が異なります。

ご自宅や職場、1日遊ぶ場所ならチェックして

洪水対策をハザードマップから考える|2023.6

全部をチェックするのは不可能です。

ただ、海沿いのエリアで遊ぶならどちらに逃げたら良いのかは把握したいところです。
海とか川とか水という名前があるエリアは水害の可能性があります。
内陸なのに海なんて書かれている場所は埋め立てエリアの可能性があるので液状化なんて可能性もあります。

繰り返しますが、東京には安全な場所はありません。
だからこそ、その場所の特性を把握しておくことが大切だと思います。

近くに行くなという事ではなく、それぞれに魅力が詰まっている東京を楽しむための知識。
この機会に是非知っておきましょう。

昔の土地の名前には意味がありました

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。