「EDC(=Everyday carry)」とは?「持ち歩く防災=防災EDC」という考え

都市災害



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エブリデイ・キャリー(英語:Everyday carry, EDC)とは、毎日持ち歩くものや持ち歩く習慣のこと

アメリカで発生したらしいEDC。

毎日持ち歩くものや持ち歩く習慣のことですが、一般的なEDCギアとして、財布、時計、鍵およびキーホルダー、スマートフォン、ノートブック、ハンカチ、マルチツール・ナイフ、懐中電灯、銃器、ペン等を携帯するそうです。
日本ではナイフは銃刀法の問題もありますし、そもそもカバンに入れて持ち歩ってるのはヤベー奴扱いされることもありますね。

いつも持ち歩くグッズをこうして美しく並べて撮影したものをSNSにUPする。
必要なものを持ち歩くというのもあると思いますが、物欲や所有欲を満たり、誰かの参考になったりして面白いなと思うのです。

これを見つけた時にEDCを防災に応用できないかと考えました。

Refugees Rescue Cuba Refugee Help - BonnieFerrante / Pixabay

東関東大震災が起こった時、皆さんはどこにいましたか?
もしかしたら大半の人が家にいなかったかもしれません。
そして電車やバスで自宅に帰る距離にいたかもしれません。

都心にいる多くの人は出かける確率が多いと思うのです

Sneakers Dock Outdoors Footwear - DemoVemo / Pixabay

防災グッズを作ろうと思った時、災害に遭う多くは仕事中や外出先。
ここでは90%としましょう(根拠はありませんが)。
都心の人口の10%が自宅に防災グッズを備えているとして、使えるのは1%(!)。
それ以下かもしれません。

災害時に使える距離にある防災グッズ

防災グッズは揃えた方がいいですが、それは災害に使える距離にあるのだろうか。
ならば最小限の携帯できる防災グッズを携帯した方が、結果助かる確率が高まるのではないでしょうか。

満足するものではないけれど、いつでもどこでも必要な時に使える携帯防災グッズ。
使える確率を上げるという感じでしょうか。

「いつでもどこでも使える>完璧」という基準の防災グッズ「防災EDC」

完璧よりも最低限を携帯

防災のためにと毎月少しずつ揃えたキャンプグッズ。
最低限は揃えかなーと思った矢先にふと思った携帯する防災グッズ。

実は防災グッズは完璧を目指すよりも最低限を携帯してこそ真価を発揮するのではないでしょうか。
災害が起きた時に「あー家に帰れれば完璧な防災があるのに!」と思う日が来るかもしれません。
その完璧な防災グッズにたどり着くために必要なのが「携帯する防災グッズ=防災EDC」なのです。

「マックスペディション261」オーガナイザーに都市生活者のための防災グッズをまとめてみました

100均グッズでも揃えても良いと思うのです。
使えてこそ、です。

いつ起こるかと思いながら携帯していれば案外災害は起こらないもの

使わなくていいのが防災グッズ。
お守りでもいいと思います。

気合を入れてあれこれと悩む前に揃ってしまう防災EDCを考えてみませんか?
そんな事を考えてみる今日この頃です。

いかがだったでしょうか?
都市災害に備えるグッズ選びの参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。