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昨年、冬に購入してそのままだったペトロマックス アタゴ(Petromax Atago)
ようやくアタゴを使うことができたのでレビューです
昨年の冬に購入して半年弱、温めてたアタゴ。
ランタンで有名なペトロマックスの焚火台?グリル?です。
この?がミソで世の評価だと焚火台という人、グリルという人、ダッチオーブンが丸々入るなど、巷ではマルチな性能だと評価が定まっていないように感じていました。
今回、使ってみてわかったことは、
「使う人に合わせて七輪にもソロストーブレンジャーにも薪ストーブにも変化する加熱調理台」
ということでした。

静かに出番を待つアタゴ
もしかしたら、現在販売されている、焚火台やグリルの中で最上位にランクされるかもしれません。
ただし、車で移動させるのが条件になってしまいますが、正直この性能で多くの人が知らないのはもったいないと思うほどです。
そもそもソロストーブキャンプファイヤーで満足していたのですが、幾つか気になることがありました。
- ソロストーブキャンプファイヤーより火口を下げて暖まりたい:寒がりの妻に暖かさをプレゼント
- ソロストーブキャンプファイヤーより大きなグリルで炭火を使いたい:浅くて広いグリルが欲しい
- ソロストーブキャンプファイヤーは火床が狭いので、焼き芋を入れられる焚火台が欲しい
- ソロストーブのように火床が覆われている、二次燃焼する焚火台が欲しい
- ソロストーブレンジャーのように薪が入る、盛大に燃え上がる焚火台が欲しい
横風を考えると火床は守られていて(風防で囲まれている)、グリルを考えると浅くて広くて、盛大に燃え上がる二次燃焼焚火台が欲しいなあ、そんなのないなあ、要はレンジャーを買ってしまえば良いのですが、グリルも欲しいなあ、なんてネットを探していたら見つけてしまった!
カッコ良くて、ペトロマックス!
という事でアルペンアウトドアーズ柏店で購入しました。
定員さんもアタゴ?と聞き返す位のマイナーモデル。
レビューもないから人気ないんだろうなあ。
だけど、そんな思いが吹っ飛ぶ高性能っぷりに驚くことになります。

ケースもかっこいい!
キャンプ場で使ってみました!
設置はハンドルを持って持ち上げるだけ
420φx280mm/6.1kgと巨体のアタゴですが、収納時は150mmと約半分の厚みになります。
設置する際にはハンドルを持って持ち上げると、中からニョキっと隠れてた本体の半分が出てきて、さらに下に折りたたまれていた3本の脚が出てきます。

収納時は半分の厚みになっています
この間5秒!
これで設置終了です。

ハンドルを持って持ち上げると本体の上半分が顔を出し、3本の脚が出てきます。これでセッティング終了!
折り畳んだまま使うファイヤーピットモードというのがありますが、直火禁止な日本では使えないと思います。
むしろ脚で火床が上がり地面と切り離せることにメリットを感じます。
焚火シートは敷きますが、脚が収納されるのは良いですね。
仕舞う時は本体の底を両手で持つと本体上部と脚が吸い込まれて終了。
この間5秒!
ケースに入れて終了です。
火を入れていきましょう、まずは炭火から

先に使っていたオガ炭を利用します
今回は火がついているオガ炭があったので底に入れ、上にオガ炭を重ねていきます。
その前にDCMホーマックで入手した29cmザルをロストルの上に乗せました。
30cmでも良いかなーという感じですが、後ほどあることがしたいので先に入れました。

オガ炭を積み上げてみました
オガ炭からオガ炭にはあっさりと火が移りました。
この量で1.2kg位使いました。
直径がそれなりにありますし、浅いとはいえ二次燃焼台でもあるので炭火グリルよりは深い。
2kg位は入ってしまいますね。
今回初めて使ったオガ炭は火力が安定している上に長時間使えたので経済的です。
1人でデイキャンプだったので、1kg位入れれば十分でした。

独り焼肉の巻
お肉を焼いてみましたが、ふっくら焼けて美味しいです。
普通にグリルとして使えました。

一般的な鯖を焼いてみました。秋刀魚も入りますね。
その後に鯖を焼いてみました。
スーパーで売っている一般的な鯖ですが、サイズ感がわかるでしょうか。
常々ベストな炭火コンロは七輪と公言している私ですが、火床が小さい七輪の欠点は秋刀魚が焼けないことでした。
今回鯖が焼けたので秋になったら秋刀魚も焼いてみようと思います。
・・・鯖の話でした。
かなりの火力で片面1分も火を入れてないと思います。
両面合わせて2分弱という感じでしたが、ふっくら焼けてもう絶品!
イメージとしてはピザ窯で焼いたピザのように外はさっくりと中はモチっとした感じです。
無限鯖したくなる味でした。
アタゴをお持ちの方は是非炭火でお魚焼いてみてください!
その際には網に薄く油を引いた方が皮が付かずに済むと思います。
気にならないよ、という人はそのままで。

18cmのスキレットを乗せるとこんな感じ
その後に回鍋肉を作りました。
DCMで見つけたアルミスキレットに少量の油と豚肉を入れ炒めたら、キャベツを入れ、豆板醤1:甜麺醤3:醤油少々の配合で混ぜたタレを絡めて更に炒めます(オイスターソースやXO醬をちょっと加えるとコクが増します)。
具材を入れすぎましたが完成。
ウマイ。

スキレットを乗せながら、ケトルも乗せられます
仕上げの時にケトルを乗せて2バーナーのようにして使いましたが全く問題ありません。
スキレットとケトルの両方を加熱してくれました。
嗚呼、既にアタゴが好きになってます。

ウマイ
自動炊飯したご飯もバッチリで相当食べているのに入ってしまう。
ウマイ。
食べながら薪をくべて焚火、二次燃焼で盛大に

23cmの薪をくべました
回鍋肉を食べながら薪をくべていきます。
コメリの23cmのアカシアの薪を使いましたが余裕で入ります。
ソロストーブなら内側の穴下1cm以上燃料を入れてしまうと煙がもくもくしますがアタゴはどうでしょうか。
立てかけるように積み上げてみました。

あっという間に本燃焼へ
本燃焼まで少々煙が出ましたが一瞬で本燃焼に。
そして二次燃焼になる前からかなり熱くなり1M後退しました。

二次燃焼がはじまると豪快
これは凄い!
ソロストーブキャンプファイヤーとは次元が違う火力です。
穴から上に薪がはみ出ているのに煙は非常に少なくバンバン燃えます。
結構高さと迫力があります。

薪が大きくはみ出ているのに煙が出ていません
ソロストーブのように綺麗な二次燃焼するわけではありません。
二次燃焼の空気穴の径が大きいからだと思いますが、ネットで見ていた画像は二次燃焼している様子が見られてなかっただけにバッチリ二次燃焼するのには驚きました。
これはいいぞ。

分かり難いかもしれませんがしっかり二次燃焼しています
日も落ちてきてちょっと涼しくなってきた頃だったので、この暖かさが心地よいです。
しかし、燃えますね。
見上げるほどの迫力があるのにどこか安心して見ていられるのは火床が隠れているから

火床が中にあるのは安心と安定をもたらしてくれます
座っているとかなり燃え上がるのですが、どこか安心感があります。
ソロストーブもそうですが、中に火床があることで横風にめっぽう強いことと、火の粉が飛ばないことがすごいです。
加えて二重構造なので、子供が蹴ってたとしても火傷の可能性は低い。
ソロストーブでも書きましたが、子供は1箇所しか見ていないので火を見ていると足元を見ません。
結構蹴るんですよね。
そして簡単には転倒しない安定感があります。
私が二次燃焼以上にソロストーブを気に入っている部分なのですがアタゴも同じですね。
お子さんがいるご家庭にアタゴ、オススメです。
この火力だと冬は暖かそうです。
これなら寒がりな妻も喜んでくれるんじゃないでしょうか。
燃費はまあまあ、燃えカスはごく僅かで片付けも簡単
燃費ですが、
- 炭は1kg/時
- 薪は1.5kg/時
という感じです。
炭は長持ちしますが、薪は少々燃費が悪いイメージですね。
炭でも暖は取れますので、暖を取るだけなら炭でも良いと思います。
薪でも熾の時間は相当暖かいです。
二次燃焼するということは灰も僅か。
底にごく僅かの灰がたまるだけなので捨てるのも簡単なのも良いですね。
非の打ち所がないのですが、デメリットもあります
- まあまあ大きいサイズとそれなりに重いので車でしか運べません
- 網が丸ごと覆い被さるので燃料の補充が少々難しい
- ソロストーブレンジャーと同価格帯
- ケースが高い!
150mmと薄くなりますが420φという径もまあまああります。
少々重いスネアドラムを運ぶイメージです。
網は丸ごと覆い被さるので燃料の補充が難しいですが、炭の追加は1時間に1回程度です。
かなりしっかりしている網なので重さが気になるかも。
ソロストーブレンジャーと同価格帯ですが、レンジャーはほぼ焚火台機能なので、グリルとしても使えるアタゴがあればグリルを持っていかなくても1台で間に合います。
そして二次燃焼を生かした焚火台が付いてきます。
ケースは高いですが、これがなかなか品物が良くてですね。
ブランドロゴが刺繍だったり、作りがしっかりしていたり、裏蓋に収納スペースがあったりするので、簡単な火起こしセットを入れておいても良いです。
考えられています。
ペトロマックス アタゴは使い手に合わせて表情を変える万能選手だった!
- 炭火がしたいなら炭火を用意します
- 焚火をしたいなら盛大に燃やします
- ダッチオーブンがあれば煮込みやピザも作ります
- 収納は出来るだけコンパクトにします
これらを高次元でクリアしてしまうスーパーな焚火台グリルです。
大きく重いので車で移動させることになりますが、それがOKな人には満足できると思います。
アルペンアウトドアーズで展示されているので是非ご覧ください。
















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