<火力発電&スマホ充電>バイオライトキャンプストーブ2の発電量をアップする方法



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バイオライトは比較的東京に合うウッドストーブです

発電をアップさせる方法を考えていきます

バイオライト キャンプストーブ2(BioLite CampStove 2)は“炎の力”で発電するウッドストーブ(調理器具)です。
決して発電量は多くはありませんが、スマホを充電する力はあります。
ipadは試したことはありませんが難しいかもしれません。

  • 狭い、家屋が密集している:火の粉が飛びにくい
  • すきま風が多い:火床囲まれているので横風に滅法強い
  • 公園が案外多い:燃料を調達できる可能性がある
  • 日照が場所によってまちまち:ソーラー発電意外にも発電環境をもっておきたい

とまさに東京の環境に向いているウッドストーブです。

使い方は沢山紹介されているので省略

バイオライトは本当に夢のある道具です。
自家発電、火力発電により、本体に充電され、炉内にファンで風を送り、スマホに充電できる。
これがキャンプで使えるなんて!

そして災害にも使える可能性が高いというのは良いですね。

実際レビューは沢山あるのでそちらをご覧いただくとして、今回は発電量をアップする方法について考えてみたいと思います。

バイオライトの特徴としては、

  • 限られた燃料(拾ってきた枝でもOK)で発電できる
  • 火床が風防に囲まれているので横風に強い
  • ファンがついているので強制的に燃焼を促すので燃焼する
  • 本燃焼に入るとほぼ煙が出ません
  • 子供が拾ってくる枝が燃やせるので小学生でも楽しめる(親の管理は必要です)

デメリットとしては、

  • 発電量がスマホやLEDランタンの充電程度に限られる
  • 燃焼炉が細く狭い上に、発電素子が突き出しているので細い燃料しか入らない
  • 燃焼効率が良いのでこまめに燃料投入しなければいけない

などがあります。
この辺りを意識すれば発電は可能です。
バイオライトのクセを掴み寄り添えば発電してくれるということです。

火力発電のバイオライトキャンプストーブ2の発電量が少ない場合に試したいこと

発電量を上げるためには割り箸サイズの広葉樹に加えてケトルを乗せると発電が上がります

発電という面で考えていくと、割り箸サイズの広葉樹orペレット+ケトル乗せがベスト

  • 炎を上げる:バイオライトキャンプストーブは熱ではなく“炎”に反応します。例えば炭のような燃料は熱はありますが炎は上がりません。炎を発電素子に当てるので熾火もNG。炎を上げ続けることが大切です。
  • 燃焼炉が狭い:割り箸のような細長い燃料を使いましょう。実際割り箸は良いですよ。予め薪を入るサイズに細割しておくと良いですね。
  • 乾燥している燃料:拾ってきた木でもよく燃えますが、更に燃やすなら割り箸や薪などの乾いた燃料が良いです。
  • 火がついたら広葉樹に切り替える:燃焼効率が良いのでとにかく燃料投下が頻繁です。燃え出したら長く燃焼してくれる広葉樹に切り替えてしまうのが良いと思います。
  • ペレットを使用する:固く乾燥しているペレットはバイオライトと相性抜群です。よく燃えますよ。
  • 炭を底に入れておく:余談ですが、最初に小さな炭をひとカケ底に入れておくと火が安定します。燃料投下が頻繁なバイオライトの隠し味です。
  • ケトルを乗せる:炎を上から抑えるのですが、発電素子に炎があたりやすくなります。ケトルの横にはスリットが開いていて空気の通り道があるので燃焼が落ちることがないのは良いですね。発電のバランスがUPしますし、お湯が沸かさないともったいないです。

このケトルは効率良くお湯が沸きます。実はパスタなど麺を茹でるのも得意です。

案外良いグリル

グリルが良いですよ。後のせできます。

火が起きてから後のせできるグリルもなかなか良いですね。
2〜3人で使うなら火力も申し分なし。
燃料投入口に近いほど温度が高く、離れると温度が下がるのをうまく利用すると美味しく焼けます。

蓋を開けて燃料を投入します

燃料を少しずつ投入すれば火は維持できます。
使ったことはありませんが、ソロストーブライトを扱う感じに近いのではないかと想像します。

また、お肉を焼いた時に出る油は燃焼炉に回収されて燃やされるのも良いですね。
グリルに付いた油までは燃えませんが、私は本体の清掃をしたことがないのですしベタベタになってることもないのでよく燃えてくれています。

燃料投入口の蓋の上がシェラカップを置くのにとてもよくウォーマー代わりになりますよ。

クセを掴んで寄り添えば発電してくれるバイオライト

ファンから強制的に風を送り込みトルネードしながら燃えるのが特徴です

私に認識ではソロストーブよりも昔からあるバイオライト。
1が出て2が出てプラスなどのバージョンが出ていますが、設計的にはまあまあ古い。
発電素子やバッテリーなどは日進月歩でどんどん良くなっていきますが、スマホのバッテリー容量はそれ以上な訳です。
スマホの性能アップに対して圧倒的に生産量が劣るバイオライトが同じ歩みができるかと考えれば厳しいのはご理解いただけると思います。

スマホは人に寄り添ってくれますが、バイオライトは人から寄り添ってあげる道具だと思います。
クセを掴んでバイオライトを喜ばせてあげると電気がもらえるという感覚くらいで良いのだと思います。

乾いた薪がベストですが、生木でも燃やす性能は燃料がなくても拾ってくれば発電できます。
前もって充電しておかなくてもOKということは災害にも使えるということです。

東京で使える数少ないウッドストーブだと思います。

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「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。