防災生活|日常を防災グッズで満たしていく



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「備えなきゃ!」と「いつ起こるかわからない」のせめぎ合い

備えなさいでは人は動かないとしたら?

備えなさい!
3.11もありました!
それでも備えないというのは何故?と思う防災関係者も多いのではないでしょうか?

渋谷のハロウィンは何故人が動くのか?日にちが決まっているからだと思うのです。いつ起こるかわからない災害だから何を備えるのか、その為にどこまで投資するのかわからないと言うのが備えが進まない理由だと思うのです。

渋谷のハロウィンは毎年あんなに集まるのか?という事ですよね。
楽しいから、発散したいからというのはあると思いますが、「確実に起こるから」というのが一番大きいのではないでしょうか?

毎年10月31日にハロウィンがやってくる。
これに尽きると思うのです。

防災にはいつがハッキリしません。
これが問題なんですよね(起こる方が問題なんですが)。

だから備えなさい!と言っても、それがいつで、どんな規模の災害で、それを防ぐ効果があるものの費用がわかればほとんどの人が備えると思うのです。
結論はどんなに危機感を煽っても備えません。

人は煽りに屈しないという性質でもありますし、何よりいつ使うかわからないものにお金は使えないのではないでしょうか?

防災グッズに囲まれた生活に切り替えてみる→循環させる

防災用品を別に置いていく場所がない、お金がない。それならば買い替えタイミングを機にどんどん防災グッズで家を満たしていけば良いのではないでしょうか?

備えることのメリットは言われてますよね。
あえてのデメリットを考えると、

  • 備えるとどんな生活が送れるか想像できない
  • 備えたグッズを置くスペースがない
  • 備えるお金がない
  • 防災グッズがどう役立つのかがわからない

という問題にぶつかります。
立派な理由なんですよね。

ならば、生活自体を防災モードにすれば良いと思うのです。

  • 備えるとどんな生活が送れるか想像できない→想像できるようになる
  • 備えたグッズを置くスペースがない→防災グッズに代替するのでスペースを圧迫しない。
  • 備えるお金がない→防災用に備えるわけではなく、壊れたら災害に使えるグッズに買い換えるだけなので備えなくて良い
  • 防災グッズがどう役立つのかがわからない→日常で使うのをそのまま災害時に使うだけなので使い方には慣れているし身の回りにおいてあるのでどこにあるかわかっている

こうすることで防災に囲まれた生活ができるのです。
そして日常で使用しながら循環させ、ブラッシュアップさせていくのがミソです。

防災生活は何から手をつけていけば良いのか

必要に合わせて旅行用品、ビジネスバッグを買い揃えていくように防災グッズに使えるか?と問いながら揃えていけば日常と災害の2つを持たなくて良くなります。

防災生活を考えるとステップ1として「買い替え編」、ステップ2として「単発編」に分けてみました!

買い替え編は壊れたものや消費したら補充するという段階的に行うもの
単発編は単純に揃えなきゃいけないもの

です。
買い替え編が落ち着いているなら、合間に単発編を差し込んでみると思いと思います。

買い替え編

水→日常的におかずに加えられるものを選ぶ

命の水はペットボトルで買い日常から飲料水や調理に使います。
なくなって来たら買い足す。
ウォーターサーバーは停電でも動くのか、動かないなら動くものに交換するか、他のものに切り替えます。

食品は常温でも食べられるもの、水でもたべられるもの、炭水化物が多くなりがちなのでタンパク質やビタミンが摂取できるものを用意したり、お湯があるならフリーズドライも良いですね。
味噌汁なんて相当ほっとします。
飴やクッキーも良いですが、ドライフルーツなどのビタミンが摂れるものをおやつコーナーに常備して日常から食べ無くなったら補充します。

鍋スープは水分補給にもなるので用意してたまにパーティーをする。
おでんは食物繊維も摂れて便利です。

非常食を防災キャンプで食べてみました!

湯煎炊飯(アイラップ炊飯)を防災キャンプで試してみました!

光→ムードライトとして取り入れる

LEDランタンなどはお部屋のムードライトとしても使えるのに晩酌にもってこいです。
更にLEDランタンがバッテリー切れの時に使えるキャンドルライトやオイルランタンなどもあると良いですね。
キャンドルライトやオイルランタンは燃やすので、火事には注意です。

ゴールゼロ/レッドレンザー/ブラックドッグを点灯比較しました!

熱→100V製品を避け、非電化製品を揃える

熱を出す電気製品はポータブルバッテリーに負担をかけます。
大容量タイプでも電熱機具を挿せばすぐに尽きてしまうでしょう。

100V製品はカセットコンロや石油ストーブに変えれば加熱調理に良いと思いますし、卓上で鍋を楽しんだり、バーベキューなどでも使えます。
最近はキャンプ用にアルコールストーブが湯沸かしに良いと感じています。
熱源は電気に頼らない方法を考えた方が良いと思います。

カセットコンロは外で使うかもしれないことを想定し、風防が付いているタイプがお勧めです。

冬対策!レインボーストーブは電気不要の暖房器具

エスビットのアルコールストーブを選んだ理由

ポータブルバッテリー→USB充電中心に

ポータブルバッテリーをお持ちの人はお持ちのポータブルバッテリーの特性に合わせて家電を調整することをお勧めしますが、基本的にはUSB充電を中心にまとめ、100V製品はカセットコンロなどに分けていくと良いと思います。

カセットコンロをお持ちの人はカセットコンロがあれば良いと思います。

目安は2〜3日、できれば1週間使えるようにしたい。
1週間使うならスマホやLEDランタンの充電用になるでしょうし、数日で良いなら電気毛布になるかと思います。

エコフロー リバーPROを導入し特徴を知る。結論は瞬発力○持久力×。

イワタニが面白い!

ルンバ(お掃除ロボット)

お掃除ロボットを導入する最大のメリットは走らせるために片付けることにあります。
ロボットは掃除してくれますが、それはシンプルで走らせる場所があること。
走らせるために床の荷物を上にあげたり不要なものを捨てたりします。
そうすることで逃げ道を作ると言うことです。

因みに毛や食べカス、埃を取るのが非常に優れています。

奥様必見!ルンバが凄いのは強制的に片付けを促すこと。防災的にも重要事項です。

単発編

これは防災リュックに入れるものという感じです。
玄関に用意しておくグッズです

折り畳みヘルメット

場所を取らないタイプが良いと思います

レスキューシート

体温維持に。

マスク

これも用意しておきたい

使い捨てカイロ

これも用意したいですね

ウェットティッシュ

乾く前に定期的な交換を。

救急セット

かなり簡易なので、できれば自分で組んだほうが良いです。
しっかりしたものが組めます。
ご自宅に救急箱をポーチ化してしまうのもアリです。

緊急トイレ

これはどちらかと言うとトイレの棚に設置しておきたい。
外に持ち歩いても外壁がなければ使うのは難しいと思います。
ポンチョなどと合わせて用意しなければ青空&吹きっさらしの中ですることになってしまいます。

このサイトでトイレの話題が出せない簡易じゃない問題の1つです。
早く解決したい。

防災EDC=いつも持ち歩く防災グッズ(2022年12月現在)

スナグパック スリーパーエクストリーム スクエア ライトジップは6℃の環境下でも快眠でした!

ムーンレンスのコットが素晴らしい

防災グッズに囲まれた生活に切り替えてもそんなに不自由は感じません

東京臨海広域防災公園「東京直下72hTOUR」を体験してきました!

実は、防災グッズに切り替えてもそんなに不自由は感じません。
むしろ、日頃から使えるので練度が上がりますし、ブラッシュアップできます。
そして何よりも使っているからどこにあるかわかるのです。

東京の災害は最終的に逃げることになると思っているので、重装備にならないよう出来るだけ簡易軽量に努めた方が良いですし、持って逃げる優先順位をつけた方が良いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。