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はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな
これはご飯の炊き方についてのうたです。
おっさん世代しか思い出せない、記憶の彼方に残ってる言葉。
噛み砕いて説明すると、
- はじめちょろちょろ
はじめは弱火で - 中ぱっぱ
中頃は強火で - じゅうじゅう吹いたら火をひいて
沸騰し中から水が出てきたら、吹きこぼれない程度に火を弱め - ひと握りのワラ燃やし
追い焚きをし釜内の余分な水分を飛ばします - 赤子泣いてもふた取るな
火を止めて蒸らします。
どんなことがあっても蓋は取ってはらなない
こんな感じです。
現代では、はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな、でしょうか。
炊飯器はこれを自動でやってくれますが、キャンプでは自分で調整しなくてはいけません。
実際は火を止めるタイミングを見てるという人が殆どだと思います。
土鍋ご飯が美味しい理由
土鍋で炊いたご飯を食べたことがありますか?
あの美味しさの理由は、土鍋の構造から「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて、ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな」です。
土鍋は熱の伝わりが遅いから火力が一定にも関わらず、初めちょろちょろし、火を止めても冷めにくいから蒸らしが絶妙に、結果自動的に調整されるという火加減不要なのが土鍋の良いところなのです。
土鍋効果を生み出すアクセサリーがイムコから出た!
キャンプでは火力調整が難しいし、設営や準備などで忙しい、何しろ楽したい(これ大切!)という理由から自動炊飯や水蒸気炊飯、湯煎炊飯などが生み出されて広まっていきました。
そんなタイミングで自動炊飯シリンダーというアクセサリーがイムコから登場しました。
自動炊飯シリンダーはこれまでの自動炊飯系が火を止めるタイミングに特化してきたのに対し、自動炊飯シリンダーは+火力調整までするというから驚きです。
ここで疑問が。
イムコって海外ブランドではないの?ということ。
ご飯炊かないじゃないですか。
調べてみるとイムコはオーストリアのライターブランドでしたが、2012年に製造を中止し、2013年から日本の柘製作所が製造しているようです。
日本のメーカーだから自動炊飯!納得です。
イムコ自動炊飯シリンダーはトランギアタイプまたはエバニューチタンタイプのアルコールストーブ用です
箱から出してみるとアルミの筒が出てきました。
これをアルコールストーブに差し込んで使うそうです。
差し込んでみたら問題が。
エスビットは入りましたがタトンカは入りません。
調べてみるとエスビットなどのトランギアタイプとエバニューのチタンタイプが入るとのこと。
トランギアタイプやタトンカのキャップ径は同じなのですが、タトンカの燃焼室の内径がトランギアタイプに比べて小さいのです。
弱火を生かして鍋ができるんじゃないかと思っていましたがそのプランはできなそうです。
残念。。。
収納はアルストの中で
どうやって持ち歩こうかなと考えましたが、アルストの中に入れておくのが一番。
使わない時は外せばいいので。
忘れ物もなくなりますし、これで行こうと思います。
燃焼具合は改めて
今回はここまでの紹介になります。
燃焼具合などは改めて報告します。
使うのが楽しみです。
しかし、アルストは罪深い。
アクセサリーが楽しすぎます。
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