アルコールストーブにアルコール96度のスピリタスを入れて燃焼しました!



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スピリタスはポーランドのお酒

「薬局のアルコールを燃やしてみた!」「酒屋のアルコールを燃やしてみた!」

みたいな感じで、横道にそれている?当サイト。
やっておいた方がいいのです、本当に災害に燃料がなくなるかもしれないのですから。

現代では信じられませんが、昔はお酒を消毒液の代わりに使っていたのです。
ありえない!と言われそうですが、災害時に怪我をした、消毒液がないとなったらやむを得ず使うかもしれません。
そんな時にはプレーンなウォッカは良い選択だと思います。

燃料用アルコール・無水アルコール・消毒用アルコールなど薬局で買えるアルコールで燃焼比較してみました!<レビュー>

これじゃなきゃダメ!
これがないとダメ!
それでは災害を乗り越えるのは困難になります。
モノがなくても知恵は無くなりませんからやっておくに越したことはありません。

アルコールで蒸留酒を燃焼させたら部屋が良い香りで満たされました!<レビュー>

話を元に戻しますが、

本題のスピリタス。96度という凄いお酒です。大体蒸留酒話やバーに通う人なら一度は聞くお酒です。この時の為に新品で入手しました。残りは飲まずにフルーツ漬けします!

先日の酒屋のお酒を燃やしてみるがどうもモヤモヤしています。
分かっていたとはいえ、期待するほど燃えませんでした。
実用のある飲料用アルコールはないのか。

となるとあれです、スピリタスです。

シャルトリューズ・エリキシル・ヴェジタル。これを飲んだことがある人はスピリタスより少ないかも。ハーブリキュールというのもありますし高額なんですよね。修道院は薬草酒って言ってますが、こんなお酒があったら幸せになれます。味は可愛いけどアルコール度数は可愛くない69度。

通常、ビールやワインなどの醸造酒と呼ばれるお酒はアルコール5度〜18度と20度行かないイメージ。
焼酎が25度だったと思います。
ウイスキーやラム、ブランデーなどの蒸留酒と呼ばれるお酒は40度前後。

そこに行きなり飛躍するのがスピリタスで脅威の96度!
ほぼ無水エタノールじゃないですか!

ようやく普通のお酒、スミノフです。これも自宅にありました。

スピリタスポーランドのウォッカ系のお酒だそうで、通常はカクテルにしたりフルーツを漬け込んだりに使うそうです。
ポーランドではチェリーに漬けるそうです。
やってみたいです。

とお酒の話なので脱線しがちになりますが、早速燃焼させてみます。

今回用意したのはスミノフ、シャルトリューズ、そしてスピリタス

瓶の大きさが揃ってない!

前回は40度のお酒3種でしたが、今回はアルコール度数が異なる3種類です。

  • スミノフ:ウォッカ40度
    自宅にあったウォッカを出してきました。
    すみません、ウォッカの味がわからなくて。。。説明が難しい。
    イギリス発祥のお酒です。
  • シャルトリューズ・エリキシル・ヴェジタル:ハーブリキュール69度
    フランスの修道院で作られているハーブリキュール。
    他のシャルトリューズやハーブリキュールで有名なイエーガーマイスターも好きですが、これは別格の味でした。
    70度近いアルコール度数のお酒を作って売ってしまう修道院って凄い。
  • スピリタス:ウォッカベース96度
    ポーランドの代表作でそのまま飲むのは危険なお酒です。
    ひと舐めで喉が焼けるようにヒリヒリし、普通の人なら泥水します。
    味がわかる強者もいるそうですが、フルーツに漬け込んだりカクテルベースに使います。

スミノフとスピリタスはまあまあリーズナブルですが、シャルトリューズが高い。
ロンリコ151という75度のラムを消毒用に使えるか?と言って買った記憶があるのですが見当たらず。。。
嗚呼。。。

アルコールを各40ml入れて着火!

入れました!左からスピリタス、シャルトリューズ、スミノフです

着火!スミノフはなかなかつきませんね。内側の壁を温めながら着火しました!

他の2つはあっさり着火しました!やはりスピリタスが色からして違います。期待

3分30秒。スピリタスとシャルトリューズがジェット孔からファイヤーし始めました。

3分50秒スミノフがジェット孔からファイヤー

5分。スピリタスとシャルトリューズが本燃焼入りました!

27分。スミノフ鎮火。

35分。シャルトリューズの力が無くなってきました。

43分!スピリタスも弱まってきました

44分!スピリタスが先に消える?

 

45分。スピリタス鎮火。

46分!シャルトリューズ鎮火。終了!

脅威の46分燃焼!

スピリタス(左)の力強さが印象的でした!

意外と長時間燃えていてビックリしました。
スピリタスはやや赤火でしたが、今回使ったワッツアルスト+燃料用アルコールの一般的な組み合わせで25分燃えますが、スピリタスは35分〜40分燃えたのが印象的でした。

燃え尽きた後のアルストの中

完全に水分がなくなっています。無水エタノールか!

1/3。69度だからそんな感じになりますよね。

半分よりちょっと下。40度は残りますね。

長時間燃焼させたい時はスピリタス?

今回スピリタスが気持ちよく燃えてくれたのでホッとしました。
ただ、香りならラムとブランデーですね。

スピリタスを常飲するというのは考えられませんが、近くにあるアルコールが使えるという知識が増えたのは良かったです。
誤飲、一酸化炭素中毒などに気をつけて燃やしてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

「災害に備えたい!」 そんな妻の一言からスタートした防災計画。 仕事の都合でたまたま東京23区に住むことになった私が東京都23区に合う防災グッズを探していきます。 便利も不便も楽しめる小学生と、キャンプは嫌いだが防災には関心がある妻、そして数十年前にやっていた(だけ)キャンプ熱が再発したほぼ素人の私。 2人のために確実・簡単に使えるグッズを集め、防災訓練と称してキャンプに行き、それなりに楽しんでくれてます。 防災訓練と言えども楽しむのは大切だと考えています。 キャンプから見た防災という記事やはありますが、「東京23区の防災スタイル」「東京23区在住者から見た防災」というテーマの記事が少ないと思い、人柱になって綴っていきます。 ロマンよりも簡単確実を取り、ブランドにこだわりません。 また防災しか使えないグッズではなく、キャンプやお花見などのレジャーでも使えるものを探すことで、日常的に防災グッズに触れる機会を提案します。 このサイトを見て「自分ならこうする!」と防災について考えるきっかけ作りを目指しています。