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防災に必要な練度
防災界では聞いたことがない練度。
練度=訓練して熟達した度合い
のことを指しますが、とても大切なことだと考えています。
備えるというのは言ってみればモノを増やすこと。
大切なモノだから増やした方がいい。
だけどそれが使えなかったら?
防災の練度を高めるのにキャンプグッズが良かったのです。
キャンプギア紹介サイトに見える当サイトですが、
一見キャンプギア紹介サイトに見えますが、東京の防災について考えるというサイトです。
何故、キャンプギアが防災グッズとして登場するのか。
- 練度
災害時はとても慌てます。
危機的状況な時ほど頭がスッキリし判断にキレが出るタイプだと思っていますが、それでも相当慌てるはずだと考えています。
過信が一番恐いからです。
私だけではなく家族や仲間もいるというのもあります。
そんな超慌てている時、冷静な判断ができない時に使ったことがない防災グッズが使えるワケない・・・というのが理由です。
説明書を読まなきゃ使えないグッズなんて地獄でしかありません。
手が震え出すとハサミで紙を切るのすら難しいです。
せめて普段から使い慣れている道具の方が安心感があります。
これを使うために防災訓練という名のキャンプに出かけるのです。 - チェック
使うから、故障がわかります。
交換が必要だったり、期限が過ぎていたり。
普段から触ったり使ったりしなきゃわからないです。
使っていないものは忘れます。
使いたい時に使えない理由の1つです。 - 残るのには理由がある
防災グッズとしてキャンプグッズをセレクトすると書きましたが案外定番ばかりです。
昔からあり、残っているものは、残る理由があります。
多くは壊れない、劣悪な状況でも使えるという信頼性が高い確率が高い。
つまらないと思う人もいると思うのですが、防災という観点からグッズを眺めているので結構楽しいのです。 - 楽しむ
災害はいつ起こるかわかりません。
多くはいつもと違う行動をしている時や、気が緩んでいる時に何故か問題が起こります。
だからこそ防災グッズを携帯したり、キャンプグッズを周りに置いておくことで、備えていこうという考えです。
楽しむということは関心があるということですし、探究できる対象であるということです。
ファッションで防災に取り組めるならファッションで、料理で防災に取り組めるなら料理で。
無関心でも義務でもなく、楽しむということが大切です。
めくじら立てても災害が回避できる訳ではありません。
ここで誤解してほしくないのは、キャンプグッズ=防災グッズではありません。
災害はキャンプ場にあるものが全てありません。
防災グッズでキャンプはできるけど、キャンプグッズで災害を乗り越えられるかはわからないと主張する理由です。
災害時のキモはスピード!説明書なんて読んでる時間はありません
災害は刻々と変化する状況に対応しなくてはいけません。
判断と行動が何よりも大切。
説明書なんて読んでいる場合ではないという状況の中、寝てても使えるものだけが使えるようになるでしょう。
使ったことがないグッズは使うことを諦めるしかないかもしれません。
我が家のグッズは小学4年生の子供に説明しないでポンと渡して使えるものを中心に採用していきます。
災害に関してはULに拘らず組み立て不要の一体型を中心に揃えていくのがポイントだと思います。
慌てた状況の中で、読む余裕がなく、手が震えている中で使えるものは練度を高めたグッズだけ。
我が家の練度を高める方法がキャンプでした。
消化器1つとっても練度が必要
どこのご家庭にもある消化器ですが、使ったことありますか?
一度使えばほぼ問題なく使えますが、一度も使ったことがないなら全く使えない代表が消化器です。
消化器は消防署や自治体イベント、消防博物館などで試すことができます。
操作方法もそうですが、噴射した時の圧などを体験しておくだけでも全く違うのです。
お子さんと是非試してみてください。
練度がいかに大切かよくわかります。
防災意識を高めるならSNSを活用
という話でした。
たまたま私はキャンプだっただけですし、これは1つの視点でしかありません。
世の中には沢山の視点があり取り組みがあります。
それを知る手っ取り早い方法がSNSの活用です。
例えば「防災」「災害」というタグを登録しておけば、自分の関心ごとの間に流れてきます。
「へぇーそうなんだ!」という事が流れてきます。
普段からの意識と積み重ねが災害時の対応を楽にしてくれます。
練度を高めておけば、同じ状況は起こらないけど、反応することができるかもしれません。
是非「練度」というキーワードを意識してみてください。
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