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大雨が降ると地面に溜まった雨が下水に流れ込むのを防ぐ仕組み
代々木公園には何かと良く行きます。
そんな代々木公園なのにわからないことが2つあります。
- 代々木公園には大小の池が存在しますが、何度か白樺が生える池を見たことがある。
が、今は白樺の林はあるが、池はない。
(隣に小さい池はあるがもっと大きなイメージ) - 貯水池の看板を見かけたことがある
その当時は防災に意識が向いてなかったので、あるなー程度の認識だった。
という事で代々木公園で遊ぼう!子供を連れて行ってきました。
場所は、
- 原宿の反対側
- 代々木公園のサイクリングコース付近
- 白樺の林
だったと記憶していています。
正確にはその場所の筈なのに、それがない!というイメージです。
あれは幻だったのだろうか。。。
サイクリングコース横に看板が設置されていました!「見えない貯水池」
そうそうこんな看板!
そして謎が解けました。
池は出来たり消えたりするという事でした!
見えない貯水池という仕組みだそうで、大雨になると雨水が地面に溜まります。
溜まった水は下水に流れていくそうなのですが、その雨が一気に下水に流れると下水が溢れてしまいます。
その現象を防ぐ為に一旦雨水を溜め込みゆっくり下水に流しているんだそうです。
雨水は林の下の見えない部屋に浸み込んで行きますが、キャパオーバーになると凹んだ部分、サイクリングコースの中央のくぼみに池を作り貯水します。
雨が止んだ後はその池の水は下水にゆっくり流れていくので、いつのまにか池がなくなり元に戻るのだそうです。
下水の保護という事ですね。
下水は我々の足元を流れているのだから流し方には配慮を!
我が家の近所に2〜3月おきに下水を詰まらせている美容室があります。
その下水道は2件しか使っていなくて業者が使う特殊な紙を詰まらせてる。
しかも2Fなので高低差があるのだから流れやすいのに。
一般人が使う量ではないし、そんなの知ってる人は少ないので水道局にもバレてる。
まあそんな話はここでは関係ないのですが、要はトイレから流れてくる汚水が下水を流れていく、つまり私たちが歩いている道路の真横を通っている訳です。
雨水が一気に流れ込んで下水が溢れるということは汚水が道路を吹き出してくるということ。
それを防いでくれるありがたい貯水池という事です。
この貯水池は普段は歩くことができますが、大雨が降ると池になるので入ることができません。
浸透させるということは相当緩いでしょう。
池になっている時や大雨直後は絶対に近づかないようお願いします!
自治体は実は結構頑張ってる
「何もしてくれない」という声を目にしますが、個人的には「それも一理あるかもしれないけど、そーでもないよ」と言いたい。
因みに私は自治体と一切関係ありません。
知らせてないというのは事実かもしれませんが、例えばインスタで「#防災」「#自治体名」などを登録していますか?
多くの人を相手にする自治体ですから、1人1人に見えない貯水池がありますよなんて言わないし、広告費も限りがありますよね。
例えば杉並区のオアシスなんて良いと思うのですが、杉並区の皆さん知ってますか?
杉並区在住ならオアシス巡りは必須だと思っていますが、やってない人が大半だと思うのです。
新宿御苑などの大規模公園のベンチの下には災害用グッズがあるなど、実は結構頑張ってる。
教えてくれないではなく、知ろうとしないから情報が流れてこないのです。
あれですよ、桃太郎です
「桃がどんぶらこどんぶらこと流れて来たのをおばあさんが持って帰り割ったら桃太郎が出てきた」
これと同じです、「常に流れる情報の中で災害情報にアンテナを張っておけば流れてきた災害情報をキャッチし活かすことができた」
災害情報=桃太郎をキャッチできるかは自分次第です。
「自治体+大雨」「自治体+地震」「自治体+洪水」「自治体+津波」「自治体+火災」と言ったハッシュタグを探して登録しておくだけでも防災ですから是非探してみてください。
今は流れて来なくてもその時に桃が流れてくるはずです。
その準備だけはタダですからやっておくことに越したことはありません。
いざとなったらこの池の水を飲むのかも
災害が断水が続いたら、溜めていたお風呂の水がなくなったら、こういうところの水を使うのかもしれません。
そんな時に使いたいのがソーヤーミニ。
パックに水を入れても良いけれど、オススメはペットボトル。
ペットボトルに雨水を入れてソーヤーミニを取り付け。
そのまま飲むことも出来るし、何かのジャグなどに移して使うこともできます。
汚水ではないけれど、そのまま飲むのも嫌です。
ハイキングで山水飲みたいけどお腹が弱い人にもオススメです。
何かと使えるので是非!
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